ハンドルについているスイッチ、ヘッドライトスイッチのカバーリング、パーキングブレーキ解除レバーなどに用いられている表面処理剤が劣化してベタベタになってきています。
まずはハンドルのスイッチを処置しました。
クリスティーヌさんのサイトでインク消しの溶剤で落ちるという情報を仕入れてW211で実施したのですがインク消しの溶剤ではなくマニキュアリムーバーを用いたのが良くなかったのか塗装が一部溶けてしまいました。
そのことを失念したまま作業してしまったのでボリュームボタンの黒色塗装の一部が溶けてしまいました。
他の部分は乾いたタオルでゴシゴシ拭いているうちになくなりました。
結局はタオルだけで落ちたわけです。
塗装が溶けてしまった部分はタミヤカラーで補修します。
2015.02.10
タミヤカラーの艶消し黒で補修しました。樹脂部分の表面処理が劣化して爪痕が残るようになってきています。
いずれはがれてくると思いますが、その時につや消しクリアーの弾性塗料を塗布するとよいのではないかと考えています。
1998年ごろ以降のモデルはプラスチックに加工がしてあります。他の車種はわかりませんがEとSは該当します。
すくなくともSLは気になりませんでしたので該当しないようです。
それは操作部分に限るのですが、表面加工です。どう呼称するのかわかりませんがシリコンゴムのような仕上げです。
これはハンドルに設けられたオーディオ類の操作ボタン、ヘッドライト照明スイッチ、そしてパーキングブレーキ解除レバーに用いられています。
一番顕著な劣化を示すのはハンドルのスイッチ類です。
普段手を触れる場所ですとベタベタになってきます。そして普段触らないところですとカサカサになってきます。たちが悪い表面処理です。
ベタベタの場合、溶剤は使わないほうがいいです。乾いた雑巾でガシガシ拭くとあらかた取れます。最後にアルコールでしょうか
カサカサの場合は雑巾では歯が立ちませんので、爪です。もしくは爪程度の堅さのものでしょう。
強い溶剤を使ってしまうと、ハンドル部品の場合は塗装色と文字色が、パーキングブレーキの場合は文字色が溶けてしまうので注意が必要です。
塗装が取れてしまったら塗るしかありませんが、内装色が黒の場合は「XF-01艶消し黒」ではなくすこしフィールドグレーっぽい色になります。
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