12年前のスタッドレスを履き続けたために元旦の初詣に向かう山陰道出雲出口支線のカーブで横滑りし、あえなく廃車となったW211(E240)にかわる車としてわが家に迎えたのはW220(S350)です。
他のメーカーも考えたのですが、メルセデスには20年にわたって乗り続けていることや故障や整備慣れなどもあることから引き続きメルセデスのラインアップから選択することにしました。
W212はモデル最終時期ですので故障も少なくなってきてはいるのですが、内外装のカクカクした感じがまだ目に馴れていません。
とはいえW211であれば後期CDIが候補にあがったのですがW219(CLS)と共に走行4万キロ未満のものは流通量が多くありません。
以前から気になっていたのはW222ですが、犬も乗るのに新車のSクラスを買うわけにはいきません。
結果、W211に雰囲気が似ているW220にターゲットを決めました。
W220であれば大クワガタさんのサイトを整備の参考にすることも可能と考えました。
2015/02/09
クリスチーヌさんもW219(CLS)をSに変えたと知り驚きました。もっともW221だそうですが白とは意外でした。
W220で検討した購入条件は次のとおりです
後期型(2003-2006)の350
車検残一年以上
シルバーかタンザナイトブルー
走行距離4万キロ以内
そしてもちろん、エアサスやエアコンのトラブルはないという前提です。
流通しているのは白と黒ばかり、たまにシルバーがあるとS430やS500だったりします。
これは以前、聞いたことがありますが中古流通は白と黒が多いそうです。 なぜですか?
前期ですがタンザナイトブルーの350が見つかったのでわざわざ京都へと向かいました。
実車を見るとまるで納屋や物置になっていたのではないかと思うぐらい状態悪く、あきらめました。
着座センサー不良、エアサス不良、トランクにシミ。
すぐにでもその場から立ち去りたい衝動に駆られましたが、なんとか時間を稼ぎ、販売店を後にしました。
最寄駅でふと思いだしたのは近所に後期350があるということです。昼食をキオスクのスニッカーズで済ませて午後から桂川まで見に行ったのですが、姉の入院トラブルに巻き込まれその後東京に行くことになってしまったので実車を十分に見るだけの時間が得られませんでした。
堺のほうにもめぼしい車両が1台あったのですが、残念です。
桂川の車両は写真メインで検討する羽目になりました。
ここで選考に残ったのはこの京都の350と静岡のシルバーの350なのですが、あらためて静岡まで車を見に行くのはどうかと思い、京都の車に決めました。
現車確認しに行ったときにはおりしも洗車をしており、濡れた状態では細かいところのチェックはしにくかったのですが、内装がきれいだったこともありまぁまぁ問題なさそうでと思いました。それでも即決せずに東京経由で帰宅したのですが、週明けの13日にやっぱり買うことに決め、1月13日に手付金を振り込んで、残りは納車時に支払うことにしました。
手付金を振り込むと折り返し車庫証明用の車検証コピーと売買契約書が郵送されてきました。
とても簡単な売買契約書で、最低限のことしか記載されていません。収入印紙が貼ってあるだけマシという感じです。
同封の車検証を見て驚きました。昨年9月の車検取得時における走行距離が58000kmと記載されているではないですか。
たしか現車のメーターでは38000kmだったはずです。
販売店で登録代行すれば見ることのなかった現在の車検証だったのだけれど、車庫証明をこちらで取ることになったので本来の58000kmが見えてしまったのでしょうか?
いずれにしてもキャンセルするほどの問題ではないと思うので手続きは先に進めました。もちろん多少の胡散臭さを感じてきたので残金は振り込まずに現金で支払うことに決めました。
もちろんダイナースで払ってマイレージも欲しかったのですがそもそもクレジットカードを取り扱っている店のようには見えなかったので現金になりました。
仕事の都合で銀行窓口には行けませんからATMで現金を引き出します。
ATMから引き出せる一日の限度額はこういう場合には障害になります。まずいくつかの預金口座に分散預金し、その後コンビニのATMから何度にも分けて払い戻ししなければなりません。コンビニに1台しかないATMを空っぽにしてしまったら申し訳ないと思いながら作業しましたが、なんとも迷惑な話です。
銀行設置のATMですと一回50万円、コンビニ設置のATMですと一回20万円、いずれも一日あたり50万円が限度です。
三井住友銀行は複数の銀行口座を持つことができるのでこういう時に助かります。ある日、ひとつぐらい解約したほうがいいですかとおそるおそる窓口で尋ねたことがありますが、どうぞ記念にでもお持ちになっていてくださいという予想外の返事でした。
記念…。まるで郵便貯金のような感じがしました。
まぁ、同じ銀行間での振込手数料は無料ですから三井住友間での資金移動はどうにでもなるので多額の現金を用意したい時には便利です。
W211不動により臨時で埼玉から広島に移動させていたW204(C250)を埼玉に戻し、新幹線で京都まで戻って納車という段取りです。これですと用事は一往復で済みます。ちなみにC250はようやく7000kmを走りました。
そして1月25日に京都まで取りに行ったW220、今回も中古になってしまいましたが5代目のメルセデスとなりました。
1月25日に引き取りに再び京都まで出かけました。
これは臨時で乗ってたW204(C250)、まず、これを埼玉まで戻します。
翌日、新幹線で埼玉から京都まで行きました。
搬送を頼むと高くつくので引取りに行ったのですが、いきなり380kmのドライブが待ち構えています。
桂川駅には駅前に大きなイオンモールがありまして、普段は通り過ぎるだけの場所だっただけに再発見した気分です。もっとも、これは最近できたそうです。
こんなものの自販機を見かけました
受け渡しが終わり販売店から出る時点でブレーキの甘さにびっくりしました。
これに動揺してとりあえず朝マックして行動順序を組み立てなおします。
まずはヤナセ京都でプラスアルファチェックを受けることにしました。当初は祇園で受けようと思っていましたが急遽変更です。
都合よくヤナセ京都は近くにあったので立ち寄り、プラスアルファチェックをお願いし、燃料添加剤(エンジン洗浄剤)を購入しました。
チェックは1時間ほどかかりました。
ブレーキパッドはまだ残りがあり、オイルの量などは良好とのこと。4000円でどの程度調べてくれているのでしょうか。
ブレーキの利き具合はW220の場合これぐらいだそうで、驚きながらも慣れるしかないのかとあきらめました。
まるでブレーキオイルに空気が混じったような感覚です。
燃料は半分入った状態でしたがいったいいつの燃料なんでしょうかね。
京都南IC近くのエッソモービルで初給油です。満タンにしてエンジン洗浄剤を燃料タンクに投入しました。
途中、地図ディスクをW211で使っていたものに入れ替えました。これもW220を後期に限って探していたことの理由の一つです。
前期と後期ではオーディオの設定がガラリと変わりますので、この先を考えると重要な部分になります。
ちなみにVICSのビーコンユニットもR230やW211と共通になります。
ETCユニットは動作が独立した初期型ではなく、ナビ連動型でした。
高速道路での感想ですが、前日までW204に乗っていたのでそれと比べるとふわふわした感じがします。
幸いにも走行中にガタピシ音は聞こえません。
社外品のサイドバイザーの風切り音がヒューヒュー鳴っています。
タイヤの摩耗が違反レベルなのでおとなしく走行しました。
ウインカーレバーの固さはしなやかで好ましいです。
前の日まで臨時で半月ほど乗っていたW204のウインカーレバーが猛烈に堅かったので、それに比べれば雲泥の差です。
2月2日現在、まだ広告が出た状態、不思議なことに5千円の値下げまでしています(自動出品なのかな?)
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