タイヤをスタッドレスに変えてから燃費が悪くなったと感じています。
朝の通勤時、夏タイヤ時は7km/Ltrぐらいの燃費でしたが冬タイヤに変えてからは6km/Ltrになってしまっていました。
これはタイヤの接地面ゴムが柔らかくなったので駆動力を摩擦によって移動の力(仕事)に変えるときに、あわせてトレッドの形状を変化させるという(仕事)をさせるためにロスが生じるためです。
この原因を容認するとして、他の方法で燃費の改善はできないかを考えました。
燃費改善などを謳っているケミカルは多々ありますが、当然ながらタダではありません。燃料代をケチるためにこれらに支出してしまっては意味がないです。
ふと思い出しました。エアコンのコンプレッサーをOFFにすればいい。
ところが調べてみると一般にはエアコンは燃費に悪影響と言われますが、暖房に関してはそうではないという記述のwebsiteが見られます。
はてさて、どちらが本当でしょうか?
しばらくAC/OFFにして様子を見てみます。
12月15日、AC/OFFで走ってみたところ6.9km/Ltrと表示されました。本日の道路状況はおおむね渋滞なしでしたのでそれも好条件ですが、燃費は明らかによくなっているように感じます。
12月16日、今朝は7.2km/Ltrを記録しました。ACオフはスタッドレスのマイナス分をカバーしたようです。
12月21日、AC/ONで6.2km/Ltrでした。月曜日の渋滞とはいえこれは良くないです。
12月18日、自宅から広島空港の往復、往路はAC/OFFで10.2km/Ltrであったのに帰路はAC/ONで11.9km/Ltr、これはどういうことか。往復で傾斜が異なるからなんでしょうね。
往路は乾燥路、帰路は雨模様でしたので帰路は11.9km/Ltrどころかもう少し伸び代があったのではないかとも思えます。
※コンプレッサーON/OFF時の燃費差額
ACオンで走行した時の燃料消費率を5.9km/Ltr、ACオフで走行した時の燃料消費率を6.5km/Ltrと仮定します。
1ヶ月あたり1,300kmを走行するとして燃費6.5km/Ltrの時と5.9km/Ltrの時の違い。
1300÷6.5=200L 1300÷5.9=220L 220-200=20L 20Lx130yen=2,600yen
なぜ燃費が良くなる?
ベルトによりコンプレッサーのプーリーは常にまわっていますが、AC/OFFにすることによりマグネットキャッチ(クラッチ)をつながなければそこから先に力が伝わることはないからロスがないということで燃費が良くなると考察しました。
それではコンプレッサーオイル添加剤は効果があるでしょうか?
大クワガタさんはNUTEC-NC200(OEMで日産純正もあり)を入れたようですが市街地での燃費向上効果は体感できなかったと記述していました。
ただし、高速道路(110-120km/h)では燃費に貢献していると記述しています。
市街地ではプラスにならないのでしょうか?それは残念です。
しかし、地方に住んでいる私の移動範囲は市街地と言えるのでしょうか?もしかしたら恩恵にあずかれるような乗りかたをしているかもしれません。
コンプレッサーには2種類のオイルがあるそうですが、添加剤はいずれにも使えるのでしょうか?
ちょっと興味がわきました。
しかしこれは自分では作業できません。工賃込でも数千円のようですが、メルセデスの思想としてはどうなのでしょうか?推奨している記述は見られません。補機だからでしょうか?
会社のエンジニアに訊いてみました。エアコンオイル添加剤はどう思う? と。
すると、不必要であるどころか悪影響もあるとの意見ばかりで肯定する人はいませんでした。
純正部品のコンプレッサーにはサプライヤー(コンプレッサーのメーカーのことですね)の指定するオイルが封入されて出荷しているそうです。
なるほど。
エアコンガス漏れなどでガスと一緒にオイルも漏れますから、その追加分としての意味で添加剤があるのではないでしょうか?
エアコンオイル単体で流通しているというのはあまり聞いたことがありません。
コンプレッサーに添加剤を入れてACオンにしたからといってACオフと同じ環境になるわけではありません。負荷が若干減るだけです。
これを燃料消費率に置き換えて5.9km/Ltr→6.0km/Ltrと仮定します。
1ヶ月あたり1,300kmを走行するとして燃費5.9km/Ltrの時と6.0km/Ltrの時の違い。
1300÷5.9=220L 1300÷6.0=217L 220-217=3L 3Lx130yen=390yen
一見小さな差に見えますが、数カ月で完全に元がとれそうです製造から13年を経過するコンプレッサーにはそれぐらいしたほうが良いのかもしれません。
もっとも、コンプレッサーが壊れる前に他のものが原因で車が動かなくなるかもしれませんが…。
ただ、本当にエアコンオイル添加剤の注入が必要なのかと訊かれれば疑問符が付きます。
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