2016年5月27日金曜日

W220前席左側のヘッドレスト伸縮異常

助手席のヘッドレストは着座センサーと連動しています。
まずは標準の動作
1)人が座っていないと判断されるとSRSエアバッグがスリープになるとともに、伸びた状態のヘッドレストが収縮します。
2)また、人が座ってSRSエアバッグがアクティブになると元の位置までヘッドレストが伸びます。
現象
1)は問題なし。
2)の時に必要以上に伸びる場合がある。
原因(予想)
キャリブレーションエラー、シート内のヘッドレストガイド交換時のロックが甘かった。
対策
初期化(長押し方式)してみます。
改善されなかったらシート背面をはずし、ヘッドレストのシャフト挿入を確認しますが、ついでに前回怠ったグリスアップもしましょう。

ところで、W211からW220へと技術的に後戻りしてしまったと気がつく機能のひとつにNECK-PROがあります。
衝突時にヘッドレストが前方に動くという機構なのですが、W220の取説にはそういうことは書いてありません。
たしかW202だったかW124だったかは忘れましたが被追突時にはヘッドレストが振り子の原理で前方に動くと記述がありました。
では、その後のモデルのものを援用できないかと調べた結果、NECK-PROには信号線があるようです。W211にも信号線がついていたんですね。知りませんでした。
W211の取説を読む限り、NECK-PROも振り子の原理で飛び出してくるものと思っていました。
実際にはセンサーが衝撃を感知し、信号によって飛び出すようになっているようです。

なんとなく普段はヘッドレストが低いように感じてきました。本当はセンターが耳の高さですからもっと上げなければいけないんですね。

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