2016年5月31日火曜日

W220 S350 車検の案内が来ました

ヤナセから車検の案内ハガキが届きました。
早いですね。てっきりなにかの間違いかと思ってしまいました。
開くと確かにW220に対する案内です。
2か月前までに予約をするとマグカップがもらえるようです。
そうまでして囲い込みをするのは工場の稼働スケジュールのためでしょう。
マグカップ欲しいからと行って格安車検からディーラー車検に変更する人がいるとは思えません。

9月17日ですから日程は8月になってから考えれば充分です。

24カ月点検をヤナセでやって、車検を外ですませるという方法ですと節約になりますかね?
ちょっと考えてもみましたが、それでは整備保証がつかなくなるような気がします。
今回は13年、6回目の車検です。
車検そのものには税金と点検料ぐらいしかかかりませんから気になりませんが、「車検=多額の出費」という刷り込みがされてしまっているのか、気分がブルーになります。
日々ちゃんと整備されてれば車検に伴う24か月点検でも指摘事項はないはずです。
遡ればW211、R230、W202、W124いずれも24か月点検にて指摘されたから修理したという部分はありません。

ぶっちゃけ、不具合の出ない車なんてありゃしないでしょうから、次のいずれかにならざるを得ないです。
Aタイプ) 不具合がポロポロ出るからこまめに修理せざるを得ない。
Bタイプ) 不具合出ているけど点検時期までだましだまし使っている。

車両が古くなって来れば消耗品の幅も増えますし、本来は消耗品ではない部分の損耗も出てきます。
消耗品としてはサスペンション関係、回転するパーツ、接触させるセンサー類、そしてブッシュ。
本来は消耗品ではないのがメータクラスタ、内外装部品と油圧系ぐらいなものでしょう。

Bタイプの人は結構危険かなと思います。点検時期は年に1回ですから下手すりゃ11か月をおかしいまま乗るわけですよね。
そして点検時にやったからと言って工賃が大幅に節約できるものは限られてきます。脱着モノだけですのでブレーキ関係だけ?


ちなみに車検のたびに買い替える方がいます。故障嫌いのひとが多いです。あたりまえですね。
新車から3年以内の故障だと普通は初期不良ですから。
程度の良い中古車供給のためには絶対必要なタイプの方々です。
でも、この人たちって車のどこが消耗品なのかを知らないまま乗っているんですよね?

そんなこと言っていても私にも車検の時期がきました。
指摘事項があるとしたら気になっている右前のどこかのブッシュ?。これがへたっているかもしれません。時折、音がします。
あとはO2センサーとか指摘されそうです。ブレーキの減りはリコメンしてくるでしょうけどスルーします。

お知らせハガキといえば自動車保険のも来ます。
いまは車番がバラバラですので問題ありませんが、以前は難儀でした。
なぜかといえば、保険の開始日が偶然にも同じ日(3/3)だからです。
登録番号が同じですので電話でやり取りするときには不一致項目を探して会話します。
たとえば「品川」「川崎」「湘南」とか「す」「ほ」「る」とか…。
傍目に聞いてる人は変に思うでしょうね。
「もしもし? あぁ、すの保険なんだけど…」という会話になります。


その後封筒も届きました。2016.06.24のことです。
分厚くてびっくりしましたが、中身はほぼダイレクトメールです。
コーティングやら、なんやらの広告ですね。
そんな中、メルケアの有償延長であるメンテナンスプラスに「ライト」というのがありますという広告もありました。
特に他に記載がないのでググってようやく内容がわかりました。
W220は対象外です。
なぜ送ってくるかな?いらっときます。

諸経費は振込になっているようです。
えー。振込手数料がかかるじゃんか。
今までは車両を預けるときに現金だったのにな。広島だから?
ちなみにトヨタカローラ瀬田ではこれは修理費とコミコミで後払いでした。

2016.07.02
ブレーキ(交換準備)の件でヤナセに行きましたので車検対策の話になりました。
タイヤ、エンジンオイル交換、ブレーキオイル交換、ここまでは必須です。
でもタイヤはもう手配済ですし、オイル交換は自分でやる(モービル1)かジェームス(3000x2)で済ませる予定です。
したがって確定している交換モノはブレーキオイルのみ。
ただし、ブッシュ類(特にグリス封入もの)がどうなっているかで金額は変わってくると思います。
そのほか燃料ポンプも気になります。
このままですと基本料金+ブレーキオイル交換で済みそうです。


2016年5月28日土曜日

w220 S350エアマス交換とリセット

エンジン始動不良の対策としてエアマス交換を考えてました。
原因としての順序は低いのですが、自分でできることといえば数少ないので。
(これが器用貧乏の根本原因です)

案の定?エアマス関連のパーツを取り寄せたら出先の佐世保でクランク角センサーを交換することになり、始動不良は治ってしまいましたが、エアマス関連のパーツが手元にあるのでサッサと交換することにしました。
エアフィルター、エアマス本体、エアクリーナーケースのガスケット、そしてゴムベアリング
ゴムベアリングは誤発注で1個足りませんから後日にします。

エアクリーナーケースを外して
ガムテープで蓋をします。
周辺をお掃除します。
新しいのはコレ。

交換済み

ブラケットの爪をチョイチョイと外すのは容易でしたが、ブラケットを拡げて外すのは度胸要ります。
丸くなっているブラケットはググッと広げると広がるのですが、なんか中央部分でポキッと折れそうな気がします。
小心者の私は左右に知恵の輪のようにして回しながら上に抜きました。この時どうやって外したのかをよく覚えておかないと取り付け時に困ります。

エアマス本体は金属バネで引っかかっているだけで、他は刺さってているだけです。
ガスケットになにか塗ってあるわけでもないのでしょうけど、堅く刺さっています。
あまりにガッツリ刺さってて抜くのに度胸要りました。
下のエルボー部分ごと外そうかと思ったぐらいです。

嵌めるのは簡単です。
ブラケットを知恵の輪のように戻します。ホースをちょいと引っ掛けておしまいです。

外した旧パーツもボッシュ品でしたので、既に交換済みだったようです。
抜けにくかった理由ですがガスケットに滑り止めが塗ってありましたのでこれかと思います。
どうやらちゃんとしたところで交換したようです。まさか新車時からボッシュ品?

※リセットについて
Web上で半ば常識となっているCPUリセットですが、W202でも実施しませんでしたので今回も実施しませんでした。
半日ほどテストドライブしたのですが、40kmほどの地点での交差点減速と右折になるとエンスト気味な感じになる症状が消えません。
これは以前にもありましたのでエアマス交換の成果が出ていないように考えました。
W202ではすぐに変化あったのですけどね。

旧エアマスはまだ汚れていなかったのかしら?

ひまだったのでヤナセ行って相談しました。
いちいちCPUリセットはやらないそうです。
しばらく様子見てから決めましょうとのことですので来週いっぱいそのまま様子を見ることにしました。

☆リセットをやる、やらないの差
交換前が許容範囲外になっていて交換前後で測定値に大きな変化があれば自動的に学習するのでリセット不要。
交換前は許容範囲内の状態であれば交換後も測定値が許容範囲内に収まりますから学習に時間がかかる。
そういうことにようです。
汚れが激しく、あまりに新旧で差があると学習の成果はすぐに現れますので体感できるそうです。


旧エアマスはまだ使えるということですね。中古で売れるかな?




2016年5月27日金曜日

W220 ウインドウの研磨、そしてコーティング、飛び石の傷

事象(1)■晴れているときにもレインセンサーが過敏に反応することがありました。
センサーそのものの故障を疑ったのですが、もしやと思い、ウインドウの細かな傷が原因ではないかとヤナセで相談したらそれが正しいと教えていただきました。

事象(2)■朝日が正面の位置に来た時など、とてもまぶしく感じました。
これは傷が多かったために乱反射を起こしていたものです。

そこでウインドウスクリーンの傷を研磨することにしました。業者に研磨に出せばよかったのかもしれませんが、自分でやってみることにしました。

研磨剤のトライは次の順序です。
これは傷を落としきれなかったからこういう順序になったまでです。
ソフト99のガラス研磨剤→キイロビン→アクアウイングのセリウム
キイロビンではウロコを落とすのが精いっぱいで、ワイパーや砂による傷を消すことはできませんでした。

この施工により撥水加工が消えますからアクアウイングXGミニ→アメットビー超耐久
アクアウイングXGミニの仕上げでうまくいきませんでした
取説通りにやったつもりですが、雨が降るとあまり効果がわかりません。
市販の撥水剤に劣るように見えます。表面が荒れているのでしょうか?
クリーンXGを2度塗りした上にアメットビーを塗りました。考えられる最強の組み合わせです。

アクアウイングの効果が切れてからはクリアビュウの施工を考えましょう。2年後以降でしょう。
いまさら調べましたがヤナセにおける使用過程車への施工費用は36750円、これにはワイパーブレードもついています。ワイパーブレードを12000円と仮定した場合、24750円が施工費用ということになります。
R230やW211に施工したヤナセのこれは良かったです。1年どころかもっと持ちました。下地処理が良かったということなのかもしれません。
この金額に対してここまでアクアウイングから購入したセリウムとコーティング剤でおおよそ5000円、PIAAのワイパーゴムとグラファイトのワイパーゴムで10,000円、計15,000円の出費です。かろうじて半額以下でおさめたという感じです。

傷がついた原因はワイパーや砂などでしたが、最初からきちんとコーティングしてあればワイパーの傷ぐらいは防止できるものと考えられます。
アクアウイングのXGミニがどの程度の膜厚になるのかわかりませんが、施工後、傷はほとんどわからなくなりました。
アクアウイングの撥水剤は2液型ですのでこれが補修剤として機能したようです。
→研磨しただけでは細かな傷が残っていましたからコーティングで穴埋め効果もあったものと思います。

しかし穴埋めだけではセンサーの感度をだますことはできないようで、誤動作は若干ですが残ってしまっています。
どうしても気になるようであればセンサー部分のみ再び研磨してみようと思っています。


今回の研磨に着手する際、道具で悩んでいました。電動工具を買ってまでやるかどうかです。
バフとサンダーで10,000円ちょいですが、これは微妙な金額です。
まぁ予想よりは安いように思いますが、他に用途のない電動工具です。
買わなければ当然、手磨きとなります。
では手磨きでどうやったら効率的に作業できるでしょうか?
地道にマス目で磨くしか方法はなさそうでしたのでせめて知恵を絞ろうと努力しました。
最終的には小さい研磨パッドをつまんだうえにある程度の力を加えるのが疲れる原因ですから、研磨パッドに若干の重さが加わるようなものを装着するのも良いかもしれません。
実際にはサンディングブロックを上乗せして使いました。すこしは省力化できたようです。

アクアウイングのコーティングはフロントと前席左右ウインドウにのみ施工しました。
リアウインドウには別途シリコン系のものを塗布しました。ワイパーがありませんので持続性よりも撥水性能を重視したためです。

ところで、これ以前に、ワイパーを既存→PIAAシリコン→グラファイト、で交換してあります。
ワイパーを交換しようと決意した理由は雨天におけるオートワイパーの頻繁な動作でした。
研磨した後は、若干ながらも改善したのですがまだ動作が頻繁でした。
これはワイパーが雨の水滴を拭き取った後に撥水剤が起因となる細かな水滴にセンサーが反応してさらにオートワイパーが動作するという事象です。
確かに撥水加工によりワイパーの拭き取り後に一瞬だけガラス面が白っぽい状態になります。
撥水剤表面で吹き残されたほんの微量の水分が水滴となって分散しているためで、すぐに蒸発してしまうのでそれほど気にはなりませんが、センサーは正直に反応してしまいます。
この事象の原因は三つ。
(1)撥水剤の成分がよくない。
(2)拭き取るワイパーが撥水剤と合わない。
(3)撥水剤とオートワイパーは相性が悪い。
です。

(1)に関して言えばシリコン系かフッ素系に限られますので双方を使用してみました。
元はフッ素系であるアメットビー超耐久を通常のワイパーブレードで使用していました。その後PIAA撥水ワイパーブレードに交換したことによりシリコン被膜に変わったはずです。
(2)これは拭き残しの程度の問題ですのでなんとも判断しかねます。グラファイトワイパーが良いということで交換しましたが、効果のほどは不明です。
(3)これは大事なことです。気が付きませんでしたがあたりまえのようなことでした。
Webでググるとオートワイパーと撥水剤は相性が悪いのは既知の事実のようです。

センサー付近だけ撥水剤を塗らなければ改善するのでしょうか。
PIAA撥水ワイパーブレードではそういうことはできませんが、グラファイトワイパーブレードでしたらブレードそのものに撥水効果はありませんからセンサー部分は非撥水のままにすることができます。
単なる思い付きでしたがWebを掘り進めていくと同じような解決方法を出している人が多くいることを知りました。

しかし、せっかくコーティングしたものを部分的にであれ剥がすというのはちょっと気が引けますので、しばらくは様子を見ることにします。

コインパーキング

通勤で使っているコイン駐車場は8:00-20:00は800円で打ち切り(最初の1回だけ)、20:00-翌8:00は同じく300円。
よくあるパターンの上限制です。
もちろん最初の1回だけが定額ですから2日目以降はガンガン課金されます。
これを知ってか知らずか、ずっと駐車したままのひとを稀に見かけます。
通勤で使っているコインパーキングにも1台そういうのが停まっています。
最初は昼間だけ?停めていたようで、普通の利用者のように感じていたのですが、ある日から昼夜停めたままになりました。
車検でも切れて捨てたかなと思ったのですが、シールを見る限り有効期限は残っています。
じゃぁ病気にでもなって入院してしまい、車を移動できなくなったのかな。とも思いました。
10日ほど経過したある日、その車の停まっている区画番号で精算ボタンを押してみると、意外にも1日分だけの課金でした。
これは毎日精算していることを意味しています。

そのまま半年ほど経過したある日、ふたたび精算ボタンを押してみると138,000円になっていました。
30分200円が規定の料金として、24時間駐車すると9600円になります。138000円の駐車料金は2週間ということになります。
そのうち【48時間を超えています】という張り紙がされてタイヤロックされてしまいました。
ところが翌日にはその張り紙が剥がされています。所有者が近所にいるということですね。
張り紙を貼って剥がしてを2回ほど繰り返したのち、なんとタイヤロックが外されていました。精算ボタンで確認すると800円と表示されました。
こういう時はご相談で特別ディスカウントしてもらえるそうですが、まさか満額を支払ったのでしょうか?
駐車している車は最初に留めっぱなしになった昨年末から動かした形跡はありません。(ブレーキディスク見ればわかります)
中古市場でも30万円も出せば登録込みで買えるような車なのですが、律儀な方です。

ここでふとその人の事情を考えてみました。九州ナンバーです。盗難車でもないようです。
親の介護で急に広島に戻ってきて、やむなく留めっぱなしにしている→たまには車を使うはず
広島に旅行に来たら免停になってしまった→陸送すれば
運転手が男性だったか女性だったか覚えていないけれど、女性なら家庭内暴力で逃げてきたとか
金銭的事情で(夜逃げ)広島に来たのなら、たまには車を使うはずですし、毎日高額な駐車料を払うはずがありません。
いろいろな事情を考えると興味深いです。
ホントのところは知ることができないのでしょうけど。

このコインパーキングに私と同様に毎日停める人がいます。トヨタハリアーの男性ですが、ある日、この車について話が盛り上がりました。

彼によれば所有者は2人組で自転車に乗って料金を支払いに来たところを目撃したことがあるとのこと。

私が気になるのは料金を払った時にはストッパーが外れているはずなのでエンジンをかけたり前後に動かしたりできるはず。
なのに、なぜそれをしないのかということ。
もしかしたら鍵を持っていない?
合鍵を作れない事情がある?
もうかれこれ半年が経過しようとしています。

広島の中心街に流川という地域があります。いつか火事で有名になりました。
この一角にあるコインパーキングにもやはり長期間停めていた車がありました。
白のW220ですが、ちょっとそっち系のような改造車です。エアサスが落ちてしまったようでもありません。
こちらも1年ほど駐めてあったように思いますが、ある日いなくなりました。
これには特に張り紙などしていなかったように思いますが、怖くて貼れなかっただけかもしれません。
駐車場の路面に長期間駐車の痕跡が残ります。なんだか寂しい光景です。

ところで、自宅近くのマンションにもこういう車を発見しました。
習志野ナンバーのRAV4ですがタイヤが1本パンクして擱座状態です。
パンクしてからずいぶん時間が経ったようで、タイヤが劣化してヒビが入っています。
ドアを開けた形跡もなくほこりまみれです。
賃貸マンションですから放置したのかもしれません。
こういうのって家主は簡単には撤去処分できないんですよね、かわいそうです。

乗らない車といえば近所にもいます。いました。
W212のE350ですが、出かけているところを見たのは数回だけ。
やはり路面に長期間駐車の痕跡が残っています。
こちらもある日W205のワゴンに変わり、そのままいなくなりました。
車検の代車かとも思いましたが。
W212E350を車検に出して、代車がW205で、車検から戻ってきたけどやっぱり売りますって感じでしょうか。
しばらく空白の駐車場でしたが、ある日BMW(Mルック?)が停まるようになりました。
使用頻度は似たようなものですので同じ所有者でしょう。
乗らないのなら買わなければいいのに、とも思います。

W220 S350に使っているQUIXXスクラッチリムーバーとゼロウォーター

車体色はブリリアントシルバー、古くさい色ですがいちばん白っぽいシルバーです。
もう少し濃いシルバーでも良いとは思いますが、深く考えるとそうでもないことに気が付きます。
濃色車で困るのは汚れです。埃や雨ジミ、そして細かい傷もつきます。
特に黒や濃紺ですと気になって大変です。
そういう意味ではブリリアントシルバーは無難といえるのかもしれません。
しかしそれでも汚れは気になります。というか、艶がなくなるのが気になります。
風雨にさらされ、埃などが付いたまま乾燥したられば汚れるのは当然のことです。
25年前、W124の頃まではこまめに羽毛ダスターで埃を掃っていましたが細かい傷を作っているように思い、そういうのはやめました。

メインで使っている表面保護材はシュアラスターのゼロウォーターです。

2016/03/19土曜日、天気予報を見ればこの先一週間は晴れとの予報なので洗車しました。
そこで先日来浮上したり沈降したりしていたフェンダーの擦り傷をリペアしました。
細かい擦り傷ってその場で修復しておけばいいものを、後日改めてとか考えるとたいてい失念するものです。
再塗装が必要なレベルではなくてなにかのスクラッチ傷です。さして深くもありません。
こういう部分のリペアに使うのは「QUIXXスクラッチリムーバー」という商品です。
これがどういう作用機序なのかわかりませんがたいていの小傷は消えます。
#1チューブで傷を消して、#2チューブで保護艶出しをするというものなのですが、#2チューブの保護艶出しはおそらくポリマー系ですから既存コーティングであるシラン樹脂とのマッチしないと考えて使用を避けています。
すなわちガラス系樹脂コーティングが親水系であるのに対してポリマー系のスクラッチリムーバーの表面は撥水系となります。これがまだらになるのを嫌がっているというわけです。

今回、しかたなく右前フェンダーの3本の筋傷をスクラッチリムーバーでリペアしました。
実際の仕上がり具合を触ってチェックしたら平滑度に明らかに差があります。#2にシリコンがふくまれているのでしょうか?

これが気になったのでゼロウォータープレミアムについて調べました。

ゼロウォーターを使用し始めたのはW211で、塗色はタンザナイトブルー(濃色車)でしたから撥水系ではなく親水系のコーティングを選択しました。
そしてさっとゼロウォータープレミアムの説明を読んでいたらあることに気が付きました。
ゼロウォータープレミアムの推奨更新期間は6ヶ月なんですね。普通のゼロウォーターの推奨更新期間は1ヶ月でした。
ゼロウォーターは1ヶ月経ったらどうなるのでしょう?効果がなくなるというのが物理的に消滅するのとはわけが違います。バームクーヘンのように塗膜の一部になっていくということです。
ただ、こすれば剥がれる程度の定着性しかないと思いますが。
以前1ヶ月なにもしなかったとき、なにも変化なかったように記憶しています。

乾式でゼロウォーターを塗布しました。今回は乾拭きもしました。
スクラッチリムーバー#2で仕上げた感じには届きませんが、平滑感はあります。

こういう平滑感を追及するとなれば撥水系のコーティングにしなければならないのでしょう。
塗色の感じも変わってきたりするのでしょうか?

いずれにしてもまだ在庫がふんだんにあります。2016年は手持ちのゼロウォーターで済ませます。
洗剤もコンパウンド入り、コンパウンドなし双方の在庫がありますので入れ替えながら使用しましょう。

2016/05/27
もうだいぶゼロウォーターを使っていません。という気がします。
最後に使ったのはいつだったでしょうか?2か月ほど前かな?
2、3日前にも雨が降りましたが車体にはなんの雨ジミもありません。
日曜日にヤナセで洗ってもらったからですが、ひとあめではなにも起きないということですね。
このまま酷くなるまでゼロウォーターを使わずにガマンしてみます。すくなくとも6月いっぱいは持つでしょう。

W220前席左側のヘッドレスト伸縮異常

助手席のヘッドレストは着座センサーと連動しています。
まずは標準の動作
1)人が座っていないと判断されるとSRSエアバッグがスリープになるとともに、伸びた状態のヘッドレストが収縮します。
2)また、人が座ってSRSエアバッグがアクティブになると元の位置までヘッドレストが伸びます。
現象
1)は問題なし。
2)の時に必要以上に伸びる場合がある。
原因(予想)
キャリブレーションエラー、シート内のヘッドレストガイド交換時のロックが甘かった。
対策
初期化(長押し方式)してみます。
改善されなかったらシート背面をはずし、ヘッドレストのシャフト挿入を確認しますが、ついでに前回怠ったグリスアップもしましょう。

ところで、W211からW220へと技術的に後戻りしてしまったと気がつく機能のひとつにNECK-PROがあります。
衝突時にヘッドレストが前方に動くという機構なのですが、W220の取説にはそういうことは書いてありません。
たしかW202だったかW124だったかは忘れましたが被追突時にはヘッドレストが振り子の原理で前方に動くと記述がありました。
では、その後のモデルのものを援用できないかと調べた結果、NECK-PROには信号線があるようです。W211にも信号線がついていたんですね。知りませんでした。
W211の取説を読む限り、NECK-PROも振り子の原理で飛び出してくるものと思っていました。
実際にはセンサーが衝撃を感知し、信号によって飛び出すようになっているようです。

なんとなく普段はヘッドレストが低いように感じてきました。本当はセンターが耳の高さですからもっと上げなければいけないんですね。

W220 S350 謎のシール跡と残念な走行距離記録

Bピラーに貼ってあったシールの剥がし痕が気になります。糊の跡がVOIDと浮き出るタイプです。
普通、再利用できないシールを車両に貼り付けるときはなにか重要な事項の記録だと思っています。
これがなんのシールだったのかわかりません。リコールではないですし。まさかオイルでもないでしょう。
そこで真っ先に浮かぶのはメーター交換です。以前W211でメータークラスタを交換した時のシールの大きさに似ています。
しかしメータークラスタ交換にはDASが必要ですし15万円ほどの経費をかけてたかだか2万kmをごまかすのもおかしな話です。
整備記録の連続性を見る限り、昨年1月の走行距離は38,000kmだったのだと思います。
2014/09の車検時の整備点検記録でも38,000kmと記載されています。
車検証上の旧走行距離58,000kmというのは単なる読み間違えです。
ググってみますと車検証に記載される走行距離の間違いは多いようです。この誤りにより、残念ながら走行距離不明車になってしまいました。
次回車検の時にヤナセがなにか気が付くかもしれません。
とくに問題なさそうですが、シールがなんなのかが気になるだけです。
Mobil-1の交換シールの大きさに似てるといえばそうともいえます。。。

インポートとかVINナンバーのシールをはがしてしまったのかと思いましたがそれらはちゃんと別の場所に貼ってありました。

W220に限らず、最近の洗車スタイル

私は洗車に費用をかけていません。

自動車を買ったころはまだコイン洗車場は存在しなくて、ガソリンスタンドで水を借りて洗っていました。
まだのどかな時代です。満タンにさえすれば自由に洗わせてくれました。

その後コイン洗車場が登場して、ずっとコイン洗車場でした。親子で洗車に行くとか、夫婦で行くとか、友人と行くとか、そういう使い方もしました。

いまはもっぱら風呂場で灯油タンクとコストコで買った洗濯用液体洗剤の空ボトルふたつに水をいれて車に乗せます。
もちろんそのまま駐車場で洗車をはじめてもいいのですが、屋根の柱が邪魔なので車ごと移動します。
近隣の公園駐車場とか、開発中の団地の空きスペースです。サッカー開催日などでどちらもいっぱいですと駐車場の横になります。
汲んでくる水の量はおそらく全部で20Lですけが、これで普段は足ります。いつも概ね4Lほど余ります。
まぁ、自宅駐車場で洗うのとほぼ同じ感覚と費用です。
ちなみに第一駐車場は機械式ですのでそこでは洗車することはできません。
辻堂のオートバックスで見つけたスプレータンクに水を入れて洗うのですが、優れものです。

これを買う前は2Lのペットボトル数本で洗っていましたが、ペットボトルからだと水の消耗が早くて丁寧に洗うのは難しかったです。
ペットボトルを教えてもらう前はコイン洗車場を使っていました。百合丘ですと新百合ヶ丘や尻手黒川線沿いに何箇所かのコイン洗車場があるので便利でした。
不思議なことに百合丘ではコイン洗車場はいつも満員でしたが辻堂ではそうでもなく、さらに鵠沼にはコイン洗車場そのものが存在しませんでした。
これは各家庭の駐車場の事情によるものだと思います。戸建ての家が多いと洗車場の需要は減りますからね。
だからでしょうか、逆にガソリンスタンドの洗車機は休日になるといつも長蛇の列、まさにフル稼働でした。
鵠沼や藤沢と似たような事情なのだと思いますが広島もコイン洗車場は少なめです。
アパートやマンション住まいの人たちはみなさんガソリンスタンドで洗っているようです。

では、ガソリンスタンドでどう洗うでしょうか?
一般庶民的には洗車機でしょうね。
でも、洗車機による洗車って時間がないから一時しのぎで使う。散髪でいえば1000円カットと同じ位置づけが正しいのではないかと思います。
洗い残し部分はしかたないとしても、ホイールに関しては最初から諦めると。そういうことですね。
じゃぁみなさん、細かいところはどうしてるのかな?

もしや、普段(毎週?月2回?)は洗車機で洗い、たまにガソリンスタンドでの手洗いでしょうか。
毎週のようにガソリンスタンドなどの手洗い洗車を利用する人は少数派と思いますが、案外と主流なのかもしれません。
ガソリンスタンドでの洗車は一回1500円とか2000円程度と記憶していましたが、いま調べてみると2500円から3200円ぐらいのようです。
思っていたより高くなっていますね。まぁ仕方ないでしょうか。時給1000円の時代ですから。
なお、ヤナセの場合は地域差もありますが2500円ぐらいはするようです。
いずれにしてもこれで車体とホイールはきちんと洗ってもらえるわけですが、これを高いと思うか安いと思うかは難しい判断です。
なにか修理に出したりすると洗ってもらえますので得した気分になります。修理や点検から引き取る時には天気予報を見てから行くようにしています。
コイン洗車場ですと700円から900円ぐらいですので結構な差があります。

さて、ガソリンスタンドにある洗車機のほうですが、私は「原則」使いません。
いくつかの理由があります。
傷がつきそう、洗い残しが多い、中心に車が止めにくい、などです。
特に洗えない部分が多く、ふき取りがあわただしいのはいやです。
ホイールはもちろん、ボンネットマスコット、ワイパー周辺、ドアミラー、ルーフアンテナ周辺、後部番号標、いずれも洗えなかったり汚れが落ちなかったりします。
結局は拭き上げ用のタオルで汚れを落としているような状況になります。
これをあとからせっせと拭く必要があるのでしたら最初から手で洗ったほうがましだと思うのです。

また、10年以上経過してあちこち脆くなっているものを入れるわけにはいかないでしょう。
逆に新車ならバンバン入れるかもしれません。W204は洗車機に入れますから。

ガソリンスタンドの甘い口車に乗って3000円をプリペイドにしてしまいました。
ボンネットマスコットとかドアミラーよりもリアのGPSアンテナが気になります。
アンテナは 220 820 1275 / 36100円
ステーが必要なようで、これは 220 817 0021 / 1950円

9月まで有効ですので様子を見ましょう。雨の日の洗車には便利かもしれません。

W220 S350のエアマス交換準備

自宅近くの坂道を下りきったところにある信号で停車した時とか、制動をかけて信号で停車した時(エンジンブレーキではなく)、エンジンが息継ぎをすることがあります。
ハンチングとまではいきませんが、思わず回転計に目をやってしまうような感じです。
症状としてはW202 C240で発生したエアマスの劣化ととても似ています。
(高石郵便局の峠を境にして不具合が多発していました)
クランクポジションセンサーの劣化に伴うと思われるエンジン警告灯の点灯を機会にエアマスも交換することにしました。
純正のエアマスセンサーは最初から考慮しませんで、BOSCH品をプロテックオートから購入しました。ここは妙に安いのですが大丈夫なのでしょうか?
BOSCH品番で0 280 217 515です。Made in Germanyでした。
また、エアクリーナーも同時交換が好ましいと知りましたのでセントピアからマイレ品を購入しました。こちらはMade in Italyです。
前回、エアコンフィルターで失敗したので一応はブランド品を選択しました。
なお、いずれも翌日に到着しました。


大クワガタさんのサイトによればエアマス周辺のパーツは以下の通り。
a)エアクリーナーケースにあるガスケット(685) M112 094 01 80
b)エアマスをエンジンに取り付けるブラケット(780) A112 141 03 40
c)エアマス本体(750)
d)エンジン側ガスケット(770) A112 159 01 80
a)のゴムガスケットは容易に交換できると思います。
問題はb)が壊れないで外せるかどうかです。ヤナセに訊いたところこれは単体でのパーツ供給がないようですので慎重に取り外す必要がありそうです。
b)とc)以外のパーツをヤナセに発注しました。
b)のブラケット(780)はEPCに収載されているのに供給できないとはどういうことなのでしょうか?
おそらく電話に出た担当者はメカニックではなかったのかもしれません。

W220のエアマス位置はW211の112Mエンジンと同じですが、W211では外すのに難儀して脱着できませんでした。
W202の112Mエンジンの場合はとても作業性の良い場所でしたが、これはエンジンの上に余裕がなかったので横に回していたからなんだとようやくわかりました。
と、いうことは、W202はエンジンの位置(高さ)がW211やW220よりも高い位置についていたことになります。
トランスミッションの高さは同じはずですからW202のエンジンフードはW211やW220よりも低い位置にあったということになります。

Youtubeで脱着方法を調べるとエアマスだけではなくてエルボー状のインテーク部分も一緒に外しているものがあります。
そのほうが外しやすいのでしょうか?そうは思えませんが。

5/24(火)ヤナセに部品を取りに行きました。
a)が2個あります。。。。間違った?
b)はEPCに載っていないですね。なぜでしょう。手配できませんでした。
そして謎の部品が3個、誤発注されていました。ベアリング(740) M112 090 00 89
これはエアクリーナーケースをエンジンヘッドに取り付けるゴム部品です。
なんでですかね。こんなもの交換する人いないでしょう。驚きました。
とはいえ、ネタになるので引き取ってきました。おそらくこの部品を予防交換するのは世界で私だけでしょう。
a)の間違いについてはどうしようもありません。今回はd)を交換するのはあきらめることにしました。
(790)のゴムホースも原則では同時交換になるのでしょうか?

112M以降のエンジン用のエアマスにはBOSCH品でも最初からブラケットが装着されているようです。

W205(S205)C200、代車で乗りました

クランクポジションセンサーの不具合でヤナセ佐世保から代車を借りました。2014年のW(S)205のC200ワゴンです。

比較対象とすべきクルマですが、あいにく埼玉に置いてあるW204のC250しか知りません。
もっとも、W203もW202も乗ったことはあります。(W203は代車ですが)

できるだけEクラスやSクラスとは比較しないようにしたつもりですが…。

まず、狭いです。手頃な大きさとも言えますが。シートの小ささはダメです。
同じCクラスのW202のシートは座面がゆったりしていましたので窮屈感はありませんでしたが、ホールド性を高めるためなのかバケットぽくなっています。
W204もそれほど狭いとは感じませんでしたが。。。
スポーティといえばそんな気もしますが、いかんせんR230(SL)のシートともぜんぜん異なる形状です。これはスポーツに笑われます。
いうなればウレタンシートの弱点を形状でカバーしたような感じでしょうか。
また、素材は合皮と布。両サイドは合皮、これはMBテックスでしょうか。布部分はスポーツ柄(チェック)です。
シートの座面の長さを調整するために前端部分だけが前に伸びるようになっていますが、その分隙間も空きます。
BMWのE30、325iXのときがこのシートでした。
隙間が空くと合皮が見えます。あまり格好いいものではありません。
日本人の標準体形の方でしたら問題ないと思いますが、マッチョな人には厳しいです。

コラムレバー式のシフトレバーに慣れるのは大変かと思います。
駐車時などハンドル操作時にDとRの入替とかですと煩わしいです。

ペダルの表面がなんだか安っぽくなっていました。
AMGでない限りほぼ共通だと思っていましたが、デザインを変えたのかもしれません。
今度Sクラスで確認してみます。

パーキングブレーキが踏み込み式ではなくて電気式に変わりました。
と、いうことはリアのドラム式パーキングブレーキはなくなってしまったのでしょうか?
通常のブレーキラインがトラブル起こした時の回避ラインは確保されているのでしょうか?
→従来ですと非常時には踏めば済みました。

ディストロニックプラスがついていたので試しました。そこそこ便利です。これはいいです。
ですが、これが故障した時のことを考えると気になります。壁にドーンとかならないのでしょうか?
プラスはステアリングアシスト付です。市街地では使いませんでしたが高速では便利です。
(そうなるとやっぱりW220にもディストロニックが欲しくなりました。)

レーンキーピングアシストの警告動作は振動で感じがいいです。

ブラインドスポットアシストの警告音はありがたいのですがびっくりします。

外部の騒音は気になります。これはワゴンということもあり遮音性の問題でしょう。W203の遮音性よりはマシと思います。
荷室のトノカバーが勝手に開くのはいただけません。普通ならクレームじゃないかな。
トルクの問題なのか、4発だからなのか、バルクヘッドの遮音の差なのか、エンジン音は気になりました。
どちらかといえば、細いトルクで引っ張るような加速になります。

リアカメラがついています。これは慣れると思います。

メーターディスプレイに関して言えば、速度計がとても見にくいです。
小さいということもありますが、目盛が多すぎます。

ウインカーの操作は最低です。なぜ小さくする必要があったのでしょうか?

ナビ画面は最近のトレンドなのかiPad風のものがインパネから生えていますが、枠が大きすぎます。
操作そのものはまあ快適ですが、どうみても枠が無駄に見えます。

アイドリングストップはCモードでは自動で設定されるのでいちいち解除する必要がありますが、設定でなんとかなるようです。
これはいらない機能です。スターターとバッテリーに負担をかけすぎます。
アイドリングストップで得られる燃費と、スターターやバッテリーの交換に要する労力を天秤にかけるとどうなるのでしょうか。

室内はヒカリモノ満載です。エアコンの吹き出し口、スイッチ操作部などなど金属メッキ(または金属)パーツだらけです。
日産TIANAを彷彿とさせるようなデザインです。現行S(W222)もこの系統ですがこれはいただけません。

ドリンクホルダーは前席に4本分あります。センターコンソールの2本は便利な位置についていますが本来は灰皿の位置です。
デフォルトはドアポケットのようですがドアを閉めるときにこぼれるでしょうに。

乗った車両はエアサス車ではありませんでした。

リアゲートのクローズ速度がちょっと遅いように思えます。
不思議なのは全幅です。1810mmあるようですがW220の1855mmと45mmしか変わりません。なのにシート間隔は明らかに狭いです。
シートの間に犬のケージが収まりませんでした。
全幅は室内幅ではなくてフェンダー部分で増えているということになりそうです。なるほど、サイドウインドウも結構寝かせてあります。

一般道、市街地、高速あわせて200kmを走りました。
自分で購入することはないと思いますが、参考になりました。レクサスISと比べてはいけません。レクサスに軍配が上がります。
また、BMW3シリーズとも比べてはいけません。W201の時代とはそれぞれがまったく別の方向に進んでいます。
W205はインポートカーオブザイヤーを受賞したとのことですが、理由がわかりません。
消費者好みなのかもしれません。あれこれと電気仕掛けを満載したからでしょうか?
W201-W202-W203-W204と乗り継いできたユーザーがいたとしたら、買わないと思います。
初めてメルセデスを買うというユーザー、現行型を含むAやBクラスのユーザーにとっては購買意欲をくすぐるようなパッケージになっていると感じました。


質実剛健、というものとはかけ離れてしまっています。
S、E、Cクラスと似たようなデザインをそろえたことによって無駄にヒエラルキーを構築しているよう思えてなりません。

ところで、着座位置はW204とほぼ同じ高さです。これはW220に乗った時にとても違和感がありました。
ブレーキの感じはSBC装着車には及びませんがW220の効かない感じよりはマシです。
W220はローターとパッドを変えたらフィーリングが変わるのでしょうか?
ただ単にクリーピングが強いだけかもしれません。

W220 クランクポジションセンサー交換記

2016/5/14 エンジンがかかりにくい事象が発生しました。
その後、エンジンチェックランプが点灯しました。
(チェックランプは一番下のやつです)

関連していると思われる最近の症状
エンジン始動時、クランキングに時間がかかる事象が起きました。
5/14(土)2回ほどその現象が起きましたが、その後は再発しませんでした。(いずれも暖気後)
5/15(日)発生せず
5/16(月)月曜は車両を不使用
5/17(火)通勤時と退勤時は発生せず。立ち寄り先で発生(暖気後)。
ヤナセに電話して尋ねてみました。
クランク角センサー(クランクポジションセンサー)の不具合ではないかと伝えましたが、クランクポジションセンサーのエラーは白黒はっきりしているから違うのではないかとの意見でした。
ヤナセ的には燃料ポンプ(またはフィルター)を疑うとのことです。(燃料ポンプは地味に不動になるのでイヤデスね)
でも、自分的にはポンプ音(ジー音)が聞こえませんから、半信半疑です。

5/17(火)の夕方に発生した状況は、クランキングに時間がかかり、エンジンチェックランプが消灯しませんでした。
エンジン再起動で(クランキング正常でも)エンジンチェックランプは点灯。
エンジンチェックランプということは燃料系ではないように感じます。
数分置いて再起動したらクランキング正常、警告灯は不点灯でした。

5/18(水)クランキング正常、警告灯は不点灯。
5/19(木) クランキング正常、警告灯は不点灯。
以前より信号で停止する際などの不安定さからエアマスセンサーを疑っていましたが、まずはO2センサー(ラムダセンサー)、そしてエアマスセンサーなどの吸排気系も怪しいらしいです。
関連するのは始動時(クランキング)なので排気以前のラインと考えるとエアマスを疑いました。
したがってまずはエアマスを自分で交換することにしました。
エアマスセンサーを交換したらリセットが必要との記述が多いですが、W202の時はなにもせずに問題ありませんでした。
エアマスセンサーをプロテックオートから購入します。他社の半額です。偽物じゃないですよね?
早いです。翌日には到着です。

エアクリーナーも同時交換したほうがよさそうですのでエアクリーナーをセントピア(楽天経由)から購入しました。

O2センサーは場所がややこしそうなので自分で交換はできないでしょう。後回しにします。
この手のエラーの原因についてググるとアクセルペダルのセンサーという例もあるようですが、始動時はアクセル踏んでないので今回の場合、これはなさそうです。

クランクポジションセンサー、エアマスセンサー、O2センサー、いずれも消耗部品ですから仕方ありません。
故障とは言えませんね。(家の電球が切れたことを家が壊れたとは言いませんから)


そんな状態で広島から長崎に出かけるという暴挙に出ました。
5/20(金) クランキング正常、警告灯は不点灯。
初日はなにもトラブルなく佐世保に到着しました。

5/21(土)朝は通常に始動しました。快調です。
午前中の予定として九十九島を眺めに展望台へと上りました。
クルマに戻り、駐車場でキーをオンのままエンジンをかけずにナビの設定などをして、その後エンジンをかけようとしたらかかりません。
スターターは動きます。いままで発生していたよりもかなりしつこいです。
数分後再トライでエンジンはかかりましたがチェックランプが消えなくなりました。5/17夕方と同じ症状です。
ESPエラーという表示も出ました。これはなにが関連しているのでしょうか?
いまはエンジンがかかりましたが、今回はしつこかったので次回再始動したらもうかからないかもしれないと判断しました。
エンジンがかかっている状態でヤナセ佐世保支店へ向かいました(経路上にあったので)
(ショールームからの写真)

テスターで調べてもらいました。結果はクランクポジションセンサーのみエラー表示。
O2センサーについては不具合の指摘はありませんでしたが、これはガスを測定しないとわからないかもしれません。エアマスセンサーはこれから交換しますから次回警告灯が点灯したらO2センサーを疑えばよいと思っています。
もっとも、それら以外のマイナーな部分の故障もあるかとは思いますが。

クランクポジションセンサーは光学式と電磁式の二種類があり、M112エンジン用のもの(に限らず現行はすべて)は電磁式です。
このセンサーは劣化すると温度に応じて不具合が出るそうで、冷えているときは動くが温まると動かなくなる。というのが普通のようです。
エンジンが冷えているときには動作するのでエンジンはかかりますが、温まると徐々に不安定になり動作停止します。
停止すれば点火しません。
メカニックは「センサー部分を水で冷やすとエンジンがかかる」といいますが、「でもすぐ熱くなるのでだめですけどね」とも言っていました。
意味のない説明に聞こえましたが、不具合箇所の特定方法としては有効なようです。
テスター費用込で35607円とのことですので即発注。自分で交換できるような箇所ではありません。
以前、参考までに部品代について調べました。
プロテックオートでは送料込みで6500円から9500円で入手可能ですのでモヤモヤしますが、自分で交換できるかといえばちょっとアレでしたので仕方ないです。
また、純正品でしたら25000円ぐらいのようです。ほぼ同額です。

パーツ買ってきて自分でもやればできると思いますが、ボックスのレンチがないのでそれを買う費用、修理部位の保証を考えるとトントンかと思います。
(OEMパーツ10000円、工具7000円、テスター4000円、工賃+安心料14000円)
ちなみに純正パーツは003 153 2828で26460円です。


ヤナセ佐世保によれば、クランクポジションセンサーは在庫していることもある部品だそうですが、あいにく前日に使ってしまって補充中とのこと。
翌日なら入庫予定といわれたのでお願いすることにしました。
念のためもう1泊分の用意もできていましたし、広島までの400kmをノンストップで走りきる自信も失せましたので。。。
そして代車にW(S)205のC200を借りました。別途インプレッションを立てます。
5/22(日)午前10時に作業終了の連絡がありました。
佐世保~広島間400kmを走りましたが問題はありません。
5/23(月)朝から問題はありません。途中、寄り道しましたのでエンジンは温まっているはずですが始動はできます。
5/24(火)朝から問題ありません。これはエンジンが冷えているときだからでしょうか?

5/25(水)エンジンがかかるのにやはり時間がかかるようにも思いますし、下り坂で停止した時など回転数を落とすとガクッとなるような気もします。
燃料ポンプなのかエアマスなのかまだわかりません。
ヤナセ波多野さんいわくW220燃料ポンプはW202とかと比べると信頼性が高くなっているらしいです。
また、燃料ポンプの不具合では警告灯はつかないと確証を得ました。
O2センサーに関しては警告灯がつくそうです。

5/26(木)、5/27(金)なにも異常ありません。
よって本件はクローズとします。

犬とハウステンボス→クランクポジションセンサー交換。思い出に残りそうな旅行になりました。


2016年5月4日水曜日

W220 フロントウインドウの研磨とコーティング そしてワイパーの選択

朝日が正面の位置に来た時など、なんか前が見にくいなと思っていたら、なんのことはなく、フロントウインドウにワイパー傷などがたくさんありました。
そういえばオートワイパーのセンサーもこれが原因で誤作動していました。
センサー部分はキイロビンで磨いたら収まりましたので一定の効果はあったと評価しています。
フロントウインドウ全体を手磨きで仕上げるというのは考えるだけで気が遠くなりますが半分ずつ施工すれば可能かもしれません。
いま使っている撥水剤は安価なアメットビーですから、これを機にアクアウイングのものに切り替えようかとも思っています。アクアウイングのコーティング剤を買ってからもう半年経過しています。


キイロビンで磨いたフロントウインドウですが、コーティングをするにはまだお粗末な状態ですので、ちゃんと磨くことにしました。

おなじみアクアウイングからセリウムが届きましたが急に出張が入りまして作業はのびのびになっていました。

途中、運転席側だけを試験的に磨いてアメットビーを塗布して様子を見たりしましたが傷は消えていません。

2016年ゴールデンウィーク到来。
心身ともに作業の準備整いました、今回は全面です。

まず、晴れているときに水滴センサーが誤動作していたのはセンサー部分のウインドウに傷があるからでした。そこでガラス面の研磨が必要となります。
前回、アクアウイングのセリウムと手磨きパッドを使って運転席側の小傷を処理しました。50%程度はクリアーになったと感じます。なかなか疲れました。
アクアウイングのセリウムでふたたび施工です。今回はコーティングまで駒を進めました。
研磨の前に道具で悩んでいました。道具を買ってまでやるかどうかですが、バフとサンダーで10,000円ちょいですが、これは微妙な金額です。
まぁ予想よりは安いように思いますが、他に用途のない電動工具です。

買わなければ当然、手磨きとなります。
では手磨きでどうやったら効率的に作業できるでしょうか?
地道にマス目で磨くしか方法はなさそうです。
小さい研磨パッドをつまんだうえにある程度の力を加えるのが疲れる原因ですから、研磨パッドに若干の重さが加わるようなものを装着するのも良いかもしれません。
実際にはサンディングブロックを上乗せして使いました。すこしは省力化できたようです。

アクアウイングのコーティングをフロントと前席ウインドウにのみ施工しました。
取説通りにやったつもりですが、雨が降るとあまり効果がわかりません。
市販の撥水剤に劣るように見えます。表面が荒れているのでしょうか?

気が付いたことがあります。コーティングしたらウインドウの傷はほとんど見えなくなりました。
アクアウイングの撥水剤は2液型ですのでこれが補修剤として機能したようです。
クリーンXGを2度塗りした上にアメットビーを塗りました。考えられる最強の組み合わせです。

さて、これ以前に、ワイパーを既存→PIAAシリコン→グラファイト、で交換してあります。
ワイパーを交換しようと決意した理由は雨天におけるオートワイパーの誤動作でした。
これはワイパーが雨の水滴を拭き取った後に撥水剤による細かな水滴にセンサーが反応してさらにオートワイパーが動作するという事象です。
確かに撥水加工によりワイパーの拭き取り後に一瞬だけガラス面が白っぽい状態になります。
これは撥水剤表面で吹き残されたほんの微量の水分が水滴となって分散しているためで、すぐに蒸発してしまうのでそれほど気にはなりませんが、センサーは正直に反応してしまいます。
この事象の原因は三つ。
(1)撥水剤の成分がよくない。
(2)拭き取るワイパーが撥水剤と合わない。
(3)撥水剤とオートワイパーは相性が悪い。
です。

(1)に関して言えばシリコン系かフッ素系に限られますので双方を使用してみました。
元はフッ素系であるアメットビー超耐久を通常のワイパーブレードで使用していました。その後PIAA撥水ワイパーブレードに交換したことによりシリコン被膜に変わったはずです。
(2)これは拭き残しの程度の問題ですのでなんとも判断しかねます。
(3)これは大事なことです。気が付きませんでしたがあたりまえのようなことでした。
Webでググるとオートワイパーと撥水剤は相性が悪いのは既知の事実のようです。

そっか。センサー付近だけ撥水剤を塗らなければいいのか。
PIAA撥水ワイパーブレードではそういうことはできませんが、グラファイトワイパーブレードでしたらブレードそのものに撥水効果はありませんからセンサー部分は非撥水のままにすることができます。
単なる思い付きでしたがWebを掘り進めていくと同じような解決方法を出している人が多くいることを知りました。



■フロントガラスの傷
助手席側に2箇所、運転席側に1箇所、合計3箇所の飛び石にによる傷があります。
ひびが入っているわけではありませんので使用には差し支えありませんが洗車後に「外から」観察すると気になります。
リペアしようとも思いますが撥水コーティングしているのでうまくリペアできないように思います。
以前、撥水処理された上から処理した結果、リペア箇所がポロリととれてしまった記憶があります。
こういうのは傷が入ったらすぐに処置しなければだめなんですかね。

部位的には結構下のほうです。中央でもありませんので座席からは気になりません。
でも凹みに違いありませんからワイパーにはあまりよくないかもしれません。
次回ウインドウ研磨の時にリペアを検討します。ポロリしても仕方ないでしょう。

アロンアルファをポチッとしてみようかと思います。


アクアウイングの効果が切れてからはクリアビュウの施工を考えましょう。2年後以降でしょう。
いまさら調べましたがヤナセにおける使用過程車への施工費用は36750円、これにはワイパーブレードもついています。ワイパーブレードを12000円と仮定した場合、24750円が施工費用ということになります。
R230やW211に施工したヤナセのこれは良かったです。1年どころかもっと持ちました。下地処理が良かったということなのかもしれません。
この金額に対してここまでアクアウイングから購入したセリウムとコーティング剤でおおよそ5000円、PIAAのワイパーゴムとグラファイトのワイパーゴムで10,000円、計15,000円の出費です。かろうじて半額以下でおさめたという感じです。