2016年2月28日日曜日

W220 S350 リアウインドウを研磨して撥水処理

S350を駐車しているのは中途半端な屋根付き駐車場。
私は「第2駐車場」と呼んでいます。

月極ですがトランクの先とボンネットには屋根がかかっていません。
実はこれ、屋根ではなくて太陽光パネルなんです。
もっともパネルの隙間からポタポタと水が落ちてきます。それでも雨の日は重宝してます。

ちょうどリアウインドウのところなんですがあまり撥水効いていないようですぐに雨じみになってしまいます。
よく見ればウインドウにウロコが残っていましたので撥水効果がイマイチなのではないかと考えました。
撥水剤さえ塗っていれば雨はすぐに流れるので汚れはつきにくいと思っていたのですがそれは早計でした。
なぜかといえば…。
昨日の雨の中、クルマを出先の駐車場に停めてぼんやりしていたのですが、撥水により流れていく雨粒が左右(運転席と助手席)に差があることに気がつきました。
この時点ではフロントウインドウの運転席側と助手席側では表面処理に違いがあったのです。
運転席側は簡易ですがセリウムで研磨して傷を目立たなくしています。
これが撥水効果に差がついたようで助手席側は雨粒の流れが点々になってしまっています。

リアウインドウに関してはウロコが残った状態で撥水加工しているので効果半減なんですね。

キイロビンが残っていたので磨いてみましたがウロコが取れずにちょっと残ってしまいました。
1箇所だけですので今回はこのままにします。
リアはシリコン系で良いかと思い、スーパーレインエックスを塗布しました。

2016/05/07
セリウムを用いてリアウインドウを手磨きしました。
撥水剤はスーパーレインエックスです。(これで使い切りました)


2016年2月24日水曜日

W220 S350 ドアロックポンプの続き

現在のPSEポンプ動作が頻繁という範疇に入るのかがポイントです。
不具合ではない、気になるだけ。気のせい気のせい、と思えればよいのですが。

まず、DAS診断でPSEエラーを指摘されました。
PSEエラーと関係するかわかりませんが、体感できる症状は次の通りです。
左後ドア:①左ドアロックの動作がのろい
トランクリッド:②室内からトランク開錠操作をしても反応が遅いことがある。
③リモコンキーでドア開錠→トランク開錠の順で動作させるとトランク開錠が極端に遅い。

PSEポンプのエラーとしかわかりません。
頻繁に動くという結果であるなら、いずれ壊れることでしょう。
ですが、こいつが動くには理由があるはずです。陽圧または負圧が少なくなったから補充しているのは間違いないと思います。
https://w220.ee/Pneumatic_System_Equipment_(PSE)_Pump#Need_to_Reprogram_a_New_PSE_Pump
ここにとても詳しく出ています。テストするには負圧計が必要なんですね。
PSEポンプをDAS診断してもらったほうがよいとは思うのですが、ちゃんとできるものなのでしょうか?←細かくはできないそうです

PSEポンプのジョイントやホースのねじれなどであればその場で修理完了となります。
PSEポンプが原因でなかった場合、左後ドアまたはトランクリッドのアクチュエーターが怪しいと思っています。
ホースの場合。。。ホースラインに亀裂でも入っているのか、折れ曲がって圧迫しているのか、
ジョイントの場合。。。ホースジョイントやコネクターから漏れているのか、
アクチュエーターの場合。。。アクチュエーターから漏れているのか。

まず、「走行時にドアロックしない」の設定を変えてみました。が、変化はありませんでした。
負圧を使っているのはドアロック、シート、後席ヘッドレスト、燃料給油口、トランクリッドです。
トランクリッドのアクチュエーターを脱着するときには位置調整が必要ですので既存の位置をテープなどで示しておくとよいでしょう。

脱着テストに先駆け、シリコングリスと共に負圧計を手配しました。

まずはトランク
※トランクのアクチュエーターのホースライン抜き差しして点検、シリコングリス塗布、アクチュエーターを脱着して点検。
室内からの操作、ドアを開けてからだと遅くなる。
ドア開錠でエアー圧を使い切ったのだとすればそこに時間差が生じるのはやむを得ないと思います。
ドアロックアクチュエーターに割れなどはありませんでした。

次に左後ろドア
※左後ドアの内張りを外してホースライン点検、一部防水フィルムを剥がしました。
アクチュエーターかと思い調べましたが、おそらくドアロックノブへつながるシャフトの錆による固着が原因ではないかと疑います。ロッドがさびているので動きが渋いのではないでしょうか。
グリス塗布して数日が経過し、ドアロックの速度は若干早くなったように見えます。その後2/6に再び分解してロッドについている錆をサンドペーパーで完全に落としてみました。
あまり速度は変わりません、ドアロックノブが内張りのスリーブに引っかかっているように見えます。グリスを塗りましたがやはり渋いです。
おそらく左後ろドアロックの動作が遅いのはこれが原因です。スリーブの内側にちゃんとグリス塗らないとだめですね。

これからPSEポンプ本体
※PSEポンプにつながるラインを一本ずつ抜き差しして接続確認、ホースの曲り、ジョイントの割れ点検とシリコングリス塗布。
トランク内内張りをはずして、PSEポンプに挿入されているホースを抜き差し。グリスアップ。。

■ニューマチック、ホースライン漏れの確認方法
PSEポンプのコネクターをはずす
どこかのドアに対するPSEポンプからのコネクターに負圧計を接続して使っている負圧を計測する。
(この負圧と同じだけの数値でテストするから)

テスト器具 「PSEポンプ側>>ゴムチューブ:分岐:負圧計:分岐:ビニルチューブ>>車両側」
手元にあるのは負圧計だけなので陽圧だと計測はできません(針が動く程度)

負圧陽圧をかける道具として100㏄のシリンジを用意しました。

テスト手順
PSEポンプとのコネクターを外し、テスト器具を使って負圧または陽圧をかけたのち、数分観察して圧力の変化を見る。
観察中に針が動けば圧が変化したわけなので、エアー漏れが疑われます。

自分でできることはここまでです。

ポンプ側の動作はこのようになっています。
SK:インレット、フィルター経由
KAF:ヘッドレスト動作:スイッチ動作時(+)、非動作時(大気圧) :非動作時は大気圧
HECK:トランクリッドハンドル動作: ハンドル引出動作時(+)、ハンドル引込動作時(-)、動作終了後は(大気圧) :非動作時は大気圧
TD:燃料給油口施錠:リモートキーで施錠時(+)、リモートキーで開錠時(-)、動作終了後は(大気圧):非動作時は大気圧
FoR:後席右側ドア:リモートキーで施錠時(+)、リモートキーで開錠時(-)、非動作時は(大気圧)、動作はドアロックノブの上昇または下降
FoL:後席左側ドア:リモートキーで施錠時(+)、リモートキーで開錠時(-)、非動作時は(大気圧) 、動作はドアロックノブの上昇または下降
BFT:前席左側ドア:リモートキーで施錠時(+)、リモートキーで開錠時(-)、非動作時は(大気圧) 、動作はドアロックノブの上昇または下降
FT:前席左側ドア:リモートキーで施錠時(+)、リモートキーで開錠時(-)、非動作時は(大気圧) 、動作はドアロックノブの上昇または下降
※大気圧=圧が変わらないということ=ゼロ
たとえばドアの動作機序:Lock car using Remote Key, get +ve pressure (24Kpa or 3.5psi), which pulls Front Left Door Lock Button down, then returns to atmospheric pressure.とありますからこのポンプはドアキャッチをロックすると同時にアクチュエーターによってドアロックノブを上下させます(当然ですが)。
ドアロックノブへの力の伝わりは横方向へ動くロッド、ドアロックノブの下にはロッドの横の動きを上下に変える梃子(?)の部分、そして上下に動く短いロッドの先にドアロックノブがついています。
この横の動きを上下に替えるあたりになにやらマイクロスイッチがあります。ここでロッドが上下に動いたかどうかを感知しているわけです。
すなわち、ポンプの圧がきちんと伝わったかどうかはドアロックノブを見ればわかりますし、ドアロックノブはそのための印だということです。
なぜなら、施錠された状態のノブ(引き込まれている)をつまんで引き出すことはできません。陰圧をかけ、ロッドを伝ってノブを押し上げています。
出ているノブを押して施錠するのはアクチュエータに悪影響でしょうか?そうは思えません。

これらいずれも動作時のみ(+)または(-)となっていますが、走行中にも圧力が必要な部分とはいったいどこでしょうか?
いずれもコマンドによる動作終了後は”then returns to atmospheric pressure.”とありますからポンプの動作は必要ないはずです。
なぜ走行中にも定期的に動作するのでしょうか?
気が付きませんでしたが、これもありました。
MKL:ランバーサポート:常時(+)、調整時不作動(シート側で排出)
こう記述があります:When the MKL Air Line is connected it always has +ve pressure (55Kpa or 8psi). If the MKL Air Line is disconnected each Lumbar Support Bladder remains inflated until it’s Adjustment Control on the edge of the seat is returned to ‘0’. You can hear the air escaping from the Adjustment Control.


■まとめ
本件のシューティングのために負圧計とブチルテープ、熱帯魚用のホース類とシリンジを購入しました。合わせて7千円ほどです。
次回のDAS診断でどう結果が出るかが気になります。

あたりまえのことなのですが、ドアを施錠開錠するたびにポンプが動きます。
車速感応式オートドアロックは走行し始めると動作しますから、その分ポンプの動作回数を増やしていると思います。
ポンプの耐久力を考えると走行時自動ロックはしないほうがいいに決まっていますので、やはりこの機能を解除しようと思っています。
走行時にドアロックしてあってもなくても内側からは関係ないですし、外側からといってもわざわざドアを開けてくる強盗はいないでしょう。
そもそもW124とかW202は車速感応でドアロックなんてしなかったように思います。
W211を買った時、電磁式の車速感応ドアロック音にびっくりした記憶があります。
ところで、事故が起きた時のドアロック動作はどうなっているのでしょうか?これはプレセーフの動作のことです。
私は常に負圧または陽圧がかかっていて、事故によりそれが失われることによって開錠されると思っていましたが、どうやらそうではないようです。
プレセーフの動作にドアロック解除は含まれてはいないような気がしてきました。

あと考えられる原因としてはランバーサポート。
このパーツについてはpse lumbar support w220でググると結構出てきます。
MKLを再掲します。
>When the MKL Air Line is connected it always has +ve pressure (55Kpa or 8psi). おっと。常時(+)のようです。
続きはこうです>If the MKL Air Line is disconnected each Lumbar Support Bladder remains inflated until it’s Adjustment Control on the edge of the seat is returned to ‘0’. You can hear the air escaping from the Adjustment Control.排出音は聞こえませんからここでいうほど漏れてはいないようです。
買うと高そうです。2万円ぐらいしそうですね。でも、もし破れていても修理は簡単に思えます。切った貼ったのでなんとかなると思いますから。
しかし、これが原因だとすればダダ漏れになるはずです。エアの漏れは微量でしょうからランバーサポート本体というよりはそこに至るまでのホースライン(ジョイント)なのではないかと思われます。

ランバーサポートの設定を”0”にして、さらにオートロック機能を解除しました。
動作する頻度が減ったような気がしますが、気のせいでしょう。

ひとつ発見したのは、ドア開閉の動作をした後、最初に車が動き出すと必ずPSEポンプが動くということです。
信号待ちなどで停車した後の再発進時にはPSEポンプは動きません。これはなにをしているのでしょうか?

PSEポンプのカプラーを脱着してグリスアップした時にランバーサポートの動作もやめました。
最近、トランクは快調に動作しています。
左後ろドアロックもだいぶ早く動くようになりました。

2016年2月22日月曜日

W220 エアマチック(エアサス)とリフトアップ(ジャッキアップ)の関係、そしてパンク修理

やはり、リフトアップでW220のエアサスをブラブラにさせるのは良くないと思います。

→強制的にエアー抜けを起こさせる。
→ダストブーツの蛇腹が割れる。
→ダストブーツの下側が抜ける。

脱落したように見えるダストブーツの下側はボンドでちょいと貼ればなんとかなります。
この部分、カポッと抜けるんですよね。でも車体おろすとまたはまる(笑)
(夏タイヤに戻す時にもダストブーツが外れるでしょうから、その時にG17で貼ってみます)

しかしそんなことを怖がっていたらパンク修理もできません。

ジャッキアップした際にストラット本体からプシューという音と共に圧が逃げていくことがありました。
その後ジャッキを下すとエアー圧はゼロの状態です。ペタペタで擱座状態になります。
最初からストラットに加わるエアー圧を抜くことができればあちこちに負担がないように思うのですが、それを行うためのスイッチなどありません。
これはそのままやれということなのでしょう。

まぁ、エアサスが壊れるのを覚悟でジャッキアップするしかなさそうです。これに関してはMBの工場ではどうやっているのか知りたいものです。ロアアームにジャッキでもかけるんでしょうか?
面倒だからタイヤ交換はMB工場でやってもらうというのもひとつの解決策かと思います。断られたりして。
DASでエアー圧を強制的に抜いてからジャッキアップして、交換後に復旧させているのかもしれませんね。

タイヤ交換(というか、ジャッキアップ)の回数とエアサスの寿命は大いに関係あるような気がしてきました。
昨年の12か月点検時、おっかないので持ち上げませんでしたとヤナセは言っていました。

では、特別な作業をしない限り、1年にどれぐらいの頻度でリフトアップするのかを考えてみました。
まず、サマータイヤとウインタータイヤの交換のために2回。10年で20回。
12か月点検と24カ月点検のために1回。10年で10回。
年間走行距離1万キロとして10年で3回のパッド交換ですから3回です。
ここまでが定期的にリフトアップする回数とすれば10年間で33回となります。
5年ですと16回ぐらいですね。案外と少ないです。
リフトアップの都度、保護剤を塗布していればダストブーツに関してはさらに延命もできると思います。

■パンク修理の選択肢は次の3つです
a)Holts製スプレー式のパンク修理材を使う。 ジャッキアップは不要、再修理は不能。
b)緑のパンク修理キットを使う。 ジャッキアップ不要、再修理は可能。
c)スペアタイヤと交換する。 ジャッキアップ必要、再修理は可能。

a)最悪の選択。ジャッキアップ不要。電源不要。再修理不能。エアー不足は必要に応じてb)のキットで補充。
b)最良の選択。ジャッキアップ不要。電源必要。再修理可能。エンジンかけた状態で修理するしかない。大丈夫か?
c)ジャッキアップ必要。電源不要。再修理可能。冬タイヤ期間には不向き。サイドウォール破損時には唯一有効。

c)がもっともエアサスによくない選択として、ではなぜスペアタイヤを積むのか?
リアにある程度の重量物がないと雪道で困る(駆動輪にトラクションがかからない)からでしょうか?

蛇腹が割れた部分は柔らかいシリコンコーキングで修理できています。
便利なのはウェザーストリップの補修剤。案外と速乾でいい感じです。
脱脂しにくい部分ですのでエタノールを刷毛でちょいちょいと塗る程度しかできません。あまり脱脂にガッツをかけると割れが広がります。
シール材は綿棒などで塗りつけますが、この時にカバー内部の筒体にまでつけないようにします。
表面だけで接着という感じです。中に付けたらアウトになる可能性大です。

多少でしたら車高を高くするだけで割れを目視することができます。
この程度でしたらそのまま脱脂、綿棒でシール材塗り、その後速やかに車高を標準に落とす、ということもできます。



2016年2月21日日曜日

W220 フロントのエアサスストラット リペア完了

2ヶ月、2回にわたってW220 S350フロントのストラット アッパー部分のリペアを終えました。
思えば自分でもできたと思いますが、なにが関連するのか情報が少なくて、結局、左右共にヤナセにお願いしてしまいました。

アッパーマウント部分も樹脂で固められているタイプは初期型とか対策前とか呼ばれています。
ストラット内のシリンダーを上から押さえているスチール製の蓋が樹脂の下に隠れています。
ちなみに樹脂から生えているように見えるエアーラインの真鍮製ジョイントは樹脂に刺さっているわけではなくストラットの外周部分にねじ込まれています。

費用:リペアキットによる交換作業はヤナセで片方4万円ほどでした。

リペアキットでは樹脂部分の修復は割愛されています。また、リペア済のものでも再度リペアすることは物理的には可能らしいですが広島では例がないそうです。
再度壊れる前に他の部分が駄目になるということでしょうか。

私はアッパー部分の、樹脂と金属の境目部分にぐるっとウレタン樹脂系接着剤を盛っていました。これは「いつ」できた亀裂なのかを明確化するためでした。
前回の右側補修の際に「接着剤を剥がしましょうか?」と申し入れましたが「きれいに取れるからそのままで大丈夫」という回答でしたので盛った樹脂はそのままで作業に出しました。
ところが作業から上がってきたら盛った樹脂は適当に剥がしただけで表面に凹凸が残されたまま塗装仕上げしていました。
これはきちんと作業できているとは言えません。塗装もシャーシーブラックでざっとスプレーしてあるだけです。
左側は先にですが、今度は事前に完全剥離させてから入庫させましたので凹凸はありませんが塗装はマスキングも雑でした。

これで次に故障すると思われるのはリアまたはバルブブロック。リアはリペアできませんので交換になります。
工賃込で片方10万円でしょう。こちらも左右に分けて修理可能ですがヤナセだと持込みできません。
持ち込みのできる他の工場を探しましょう。

リペアの作業自体はちゃんとやっていただいたと思うのですが、仕上げの塗装がなんともヒドイです。
なぜシャーシブラックなのか?
手直ししないと目が痛いです。
これが修理前のアッパー部分。接着剤を剥がした後です。
右側に細くクラックが入っています。
この程度じゃエア漏れはわかりませんが、実はこの上に弾力性のある接着剤を塗ってチェックできるようにしていました。
接着剤のほうにもクラックが入ったのでリペアを決意したまでです。
いわゆる予防補修ですね。

効果はてきめんです。
サスが新車のように安定しています。

2016年2月12日金曜日

W220 パークトロニック(バックセンサー)とブラインドスポットアシストの関係

どうも車両後方の感覚が鈍いです。
平地でバックで駐車するときの後方限界がわからないというものです。はっきり言ってナマケモノです。はい。
これはパークトロニックがあろうがなかろうが関係ありません。地面が見えないと意味ないですので。
で、時折線を越えて止まってしまい、格好の悪いことになります。これを回避するためにはカメラをつかうしかありません。
インストールするにはナンバープレートの上に仕込むか、バンパーの下にカメラを設置するかして、有線またはWi-Fiで飛ばして、と考えられます。
正直、格好いいものではありません。また、モニターの接続も考慮すると憂鬱になります。
有線ですと地デジユニットに外部入力端子でカメラ信号を割り込ませることになりますから10万円近くの投資が必要になってきます。
Wi-FiですとiPhone3を活用になりますから設置場所やら盗難対策やら必要になります。どちらにしてもゴテゴテになりそうです。
これが意味があるとは思えませんからこういう考えはやめましょう。考えないようにします。線までギリ下がらなくてもいいんです。

音が鳴るだけのパーキングセンサーがついています。コーナーセンサーともいうのでしょうけど、松下製です。
とりあえずは世界の松下、動作に支障はないのですがいかんせん初期のものです。
センサーは2個ですので感度に問題ありかと思いきやなんとか使えています。いつかこれが壊れたら次を考えましょう。
なぜ、パークトロニックにしなかったのかという疑問はあります。室内のインジケーターがいやだったのでしょうか。
確かオプションで15万円ぐらいしたような気がします、これが取付しなかった理由ですかね。
こちらアフターマーケット向けではBOSCHで「パークパイロット」という製品があるようです。おそらくほぼ同じものと思われます。
類似の製品は他社からも出ていますが品質の差が気になります。
いつかは終売になってしまうのでしょうけど、現在の松下製のものがいつまで持つかわかりませんので、その前に交換したいものです。

交換は穴をあけることになりますから、ブラインドスポットアシストと同じものをつければよいのかもしれません。

W220ブラインドスポットアシスト 後付

会社の帰り道、左折しようとして左に原付バイクを巻き込みそうになりました。
広島の人は左折時に左側端に寄らないので私も遠慮がちに左側に余裕を残していたのですが、それが良くないようです。
とはいえ、路面がひどく荒れている広島で左側端寄せるのは難しいものがあります。
あまり寄せると轍に取られたり穴にハマったりしますので…。
最近は自転車用の線も引かれているので左側端に寄りにくくなりました。 

そこで左後方を監視するセンサーを検討。
→駐車時に使うパーキングセンサーを取り付けて常時オンにする
→カメラとモニターをつける
→バックミラーをワイドにする
→補助ミラーをつける
→なにもしない

超音波のパーキングセンサーは穴をあけて取り付けるタイプと貼り付けるタイプがあります。いずれも感知範囲が90cmほどしかないようですのであまり意味がありません。また、レーダーですと後付の製品はありません。
車内のどこかにカメラとモニターを設置する方法も考えましたが、モニターの置き場所のことや不使用時の画像が煩わしく感じるのではないかと思います。また、これ以上バッテリーに負荷をかけるのはあまり良くないようにも思えます。
ルームミラーをワイドにするのは自動防眩機能が制限されます。運転席側ドアミラーに影響するだけですが、果たしてそれでいいのか更に検討の価値ありでしょう。
補助ミラーは設置場所次第ですね。

http://www.goshers.com/

ここに後付のセンサーユニットがありました。日本にも送ってくれるそうですが5万円ぐらいするんですね。ちょっと考えものです。穴をあけるタイプです。
GOSHERSという会社からアフターマーケット向けのブラインドスポットアシスト(BSA)が発売されています。

DrivSafeという会社からも発売されているようです。こちらはアマゾン扱いありますね。ちょっとチープかな。USD299ですからやはり4万円ぐらいです。
アマゾンによれば誤作動が多いとのこと。これはいただけない。

いずれの製品もスピードセンサーはついていませんので停車中もセンサーは稼働しています。
GOSHERのほうはキャンセラーユニット(新製品)があるようですが、W220CANBUSから分岐となりますので別途CANBUS分岐キットが必要になります。
※現在、欠品中らしく再入荷予定時期と記載されている2月末以後にもう一度調べてみます。
停車中や低速時のセンサー稼働停止は意味ないと思うんですけどね。

これら2つの選択肢ならばGOSHERを選びます。
しかし、バンパー横に穴をあけるのがちょっと怖くて購入を躊躇しています。
よく考えてから決断したほうがよさそうです。
ちなみに、リアバンパーはモールで隠れる部分にパークトロニック用の穴があり、パークトロニックのセンサーはモールに付くようになっています。
ですが、サイドにはセンサー用の穴も仕掛けもありません。これはパークトロニックが後ろにしかつかなかったからでしょう。

中古パーツのモールを入手してそれに装着するという方法が取れます。(否、失敗したら中古のモールを買えばいいんですよね)
GOSHERのセンサーもモールにつけて高さ的に大丈夫でしょうか?
現行W212の仕様を確認してみようと思います(センサーの地上高さ)

インジケーターを設置する場合は候補として何箇所かあがります。
ア)Aピラーの根元。これが普通の場所ですね。
イ)ドアミラーの内側ツイーター部分。これにはドア内に配線を通す必要があります。また、運転中は常に視界に入るおそれがあります。
ウ)Cピラー、ルームミラーで映る左右限界の部分。配線は容易ですがミラーの角度によっては見えないですね。
エ)サイドミラーの中に収納。インジケーターは耐候性のあるものに変更。
オ)その他として。。。ドア内側のツイーター部分にLEDの照明を仕掛け、そこからサイドミラー表面に光を飛ばす方法もあると思います。

いずれにしても最大の難所はバンパーへのセンサー取り付けです。

そもそも論になりますが、この機能が必要とされる理由は左後方の死角の除去にあるわけですから車種や製品によってはカメラ式というものも実在します。
古くはミラーを増設するというのがこの解決方法です。室内にミラーを増設することははっきり言ってイヤです。

センサーとは別にサイドミラーにカメラを仕込むという方法を考えていましたが、またそこでアイデアが浮かびました。
ドラドラ6をバックカメラ付きで購入して、バックカメラ画像を常時表示させておけばカメラの代わりにはなります。
もっとも、いちいちモニター画面を覗き込まなければなければならないという面倒くささは残ります、そんなことするようでしたら振り向けばいいだけです。
ですのでこのアイデアはダメでした。

秋月電子のサイトを見ていて、24GHzドップラーレーダーが利用できるような気がしてきました。
後部座席リアトレイにセンサーを置いて、本体に表示されるLEDをルームミラーで視認するという方法です。LEDを引いてきても構わないとも思います。
この場合センサーをリアウインドウ越しに使うことになりますので透過できるかというのが焦点になります。出力を上げれば10mまでは使えるとのことですから半減としても5mは大丈夫なのではないかと簡単に考えていますが、実験しなければだめでしょうね。
なお、基盤のインジケータは実装面に設けられていますので使えませんので、透明アクリルで裏面に回してくるか、外部出力でLED発光させる必要があります。
外部に設けるLEDはリアトレイ(Cピラー)に設ければよいと考えますが出力の取り方がわかりません。
テストが進めばケースの製作が必要になってきます。基盤はマウス程度の大きさのようです。粘土で型取りすればプラ板などで製作可能だと思います。
スチールに対する損失がどれぐらいかはわかりませんがトランク内に設置できれば良いですし、バンパーの内側に強固に貼り付けることも可能かもしれません。
USBmicro-Bです。電源を取るならば市販の携帯充電アダプターで可能です。

2016.02.07
街中でみたブラインドスポットアシストはやはり格好いいです。
純正の機能は30km以下で機能停止になるようですが、これはなぜでしょうか?

走行中の装着車を観察していて思ったのが、路側にあるガードレールにも反応しているということです。
確かに、走行中ですと常に左側が接近しますから物体を検知するという機能だけですと反応してきます。
近接・離反が区別されていれば近接のみ拾えばよいのかもしれません。走行中の離反は路側や構築物となりますから。
ただし同じ速度で移動するものは拾えないはずです。
そう考えるとこのシステムには大きな欠陥があると考えられます。

したがって、ブラインドスポットアシストおよび同様の機能を付加することは視認に置き換わるとは言い切れません。不完全なものになると考えられますから検討を終了します。

W202で使っていたRのついたルームミラーでしたらこの代用にはなりました。ですが、自動防眩を使いたいがために標準のルームミラーだけにしていますのでこうした問題が起きます。
左側ドアミラーの角度がもう少し外を向けば解決できるかもしれません。現在よりも少し左を向けて右端ギリに車体が映り込む程度では使いにくいでしょうか?


2016.02.08 
ドアミラーの角度を少し左に向けてみました。具合いいようです。これなら余計な機能は不要かもしれません。

2016.07
5月にブラインドスポットアシストがついている現行C、先日Bを代車で乗りましたの。
はっきりいって煩わしいです。
関係のないところでピーピー鳴ります。
必要なときにのみ使う。となれば視認できるものに限るのでしょうけど、ドップラーレーダのほうが使い勝手はよさそうです。

W220にADAS(ドライブレコーダー)

既出ですが、W220 S350にディストロニック代わりのADASを追加するかどうか検討(評価終了)

機能として欲しいものはFCW前方衝突警報です。これはディストロニックにもない機能です。ディストロニックプラスでしたらこの機能はついています。
以前、国道1号線の戸塚付近、広島に来てからはアストラムの下あたりで追突しそうになったことがあるので用心のために必要かと思っています。
過去いずれの場合もBASが効いて止まることができましたが、いつも間に合うとは限りませんので欲しいです。

2015年春のことです。JAF機関紙であるJAFMATEをパラパラとめくっていて興味ある製品が目につきました。ドラドラ6です。
単眼ですので機能としてはどうなのかと思い、他の製品も探してみました。
いくつかありましたが、デザイン的にはドラドラ6に軍配が上がります。
これは韓国のADASメーカーであるPLK社製、同社はKIAおよびHyundaiTier-1サプライヤー。
おおよそ4万円です。取付位置とルームミラーの干渉はどうでしょうか?

PLK社の情報によれば、アフターマーケット向用の製品OPTIANには次の○印の機能があるようです。
FCW:前方衝突警報 ○
LDW:車線逸脱警報 ○
HBA:ハイビーム自動制御 ×
TSR:交通標識認識 ×
PD:歩行者認識 ○
しかし、JAFが販売しているものはFCWLDWしかついていません。その代わりに”前車発進お知らせ”なるものがついていますがそれには興味ありません。
PLK製はJAFが扱っているというのはポイント高いのですが、光学式かつ単眼というのはスペックとしていまひとつです。JAF扱いは三越の包装紙のようなものなのかもしれません。
新製品を待つにしても、今後ADAS標準装備の車両が多く出回ってくるとアフターマーケット製品の需要が減りますから更新されにくくなります。
いまがその切り替わり時期なのではないかと思います。だとすれば次作ドラドラ7というのが限界ではないかと考えています。

カーブで過剰反応して警報が鳴るという情報もあります。
ミラーの裏に隠れるならば取付を考慮しますが、取説に記載の外寸はW100xH82(からH100)xD42とありますから厳しいかな。

モックアップが欲しいです。

W220にディストロニックが欲しいか

これはメーカーオプション。
ディストロニックは単に前方車両追従を謳っていますが、追突防止に軸足を置いているようにも見えます。

従来のオートクルーズでは一定の速度設定のみですから前方車両の接近の時にはいちいち解除する必要があるのでちょっとしたストレスにはなっています。
もっとも、追いつくような速度で走っていればのことで、走行車線をゆっくりと走るときには軽自動車ぐらいにしか追いつきませんからそこそこ便利です。

加減速してくれるディストロニックは欲しい機能なのですが、中古部品でそろえたとしても50万円はかかることでしょう。
それだったらいっそのことディストロニックプラスでもついた車両に買い替えたほうがいいかもしれません。
もっとも、フロントグリルのアクリル板は格好いいものではありません。前から見て「オプション付いていますよ」というアピールにはなりますけど。

パークトロニック同様、なくても困らない機能です。追突防止としての機能はADASで若干なりとも代わりにはなります。
後付できないことはないらしいけれどもまともにやると100万円ほどかかる場合もあるそうです。
パーツとしてはレーダーユニット、配線、コントロールユニット、対応グリル、室内側スイッチ、そしてDAS更新です。
「w220 distronic retrofit」で検索すると結構な量の資料が出てきます。みなさん考えることは同じですね。まだ読み込んでいませんが、おそらく可能なのでしょう。
パーツを本国手配するとすれば半額程度で可能なのかもしれません。
日本でもやった人がいました。
http://ameblo.jp/cayenneturbo2011/entry-12098172889.html
やっぱりというか当然というか、あのクリスチーネさんのご友人のようです。

うまく中古部品を入手できたと仮定しても、レーダー本体、コントロールユニット、フロントグリル、スイッチ、ハーネス、いずれも6万円ぐらいですからそれだけで30万円、これにDASの設定更新料が10万円として40万円ですね。これだけ投資するのならディストロ付きの車両を買って部品取りにしたほうがよさそうです。

要はゆっくり、車間を取っていれば不要ともいえるオプションです。


2016年2月1日月曜日

W220 S350 ウォッシャー液の補充

こんなことを記事にするのもアレですが、こういうことも気になります。

ウォッシャー液の液量注意の表示が出ました。
壊れたわけでもなんでもないので気にすることはないのですが、じつはここに大きな落とし穴があります。
(実車ウォッシャー液タンクの写真)
2本のホースが上に刺さっていますが、これはウォッシャー液のホースではありません。ラジエターとつながる冷却水のホースです。
W220の場合、ウォッシャー液のタンクに金属パイプでできたヒーターが装備されています。
エンジンが温まるとウォッシャー液のタンクも温めて、お湯にしておこうという仕組みです。
(私の記憶ではW124にもついていましたがR230やW211にはついていなかったように思います。)
ラジエター側の水温計は80℃前後に上がりますからそれなりのお湯になります。これは冬場に役立つのですが、欠点もあります。空焚きです。
ウォッシャー液が少なくなってくるとタンク内のウォッシャー液はどんどん蒸発するようになります。もちろん蓋で密閉されていますが、良いことはありません。十分に冷却されないままの金属管がリザーバタンクの中に入っているわけですから、タンクの劣化を早めるに違いありません。
もちろんタンクは交換できます。W220ですとタンク単体で15千円ぐらいですが、交換するとなればポンプやらホースも一緒に交換になると思いますからざっと5万円ほどの出費になってもおかしくありません。液量を常に保つということはこういう支出を予防するということでもあるのですね。
もっともこれは交換部品です。素材が素材ですから10年を過ぎれば交換する時期が到来してもおかしくはありません。


ところで、ウォッシャー液にもいろいろあります。
過去、W202でガラコのウォッシャー液を使った時、ボディにウロコついてひどい目にあいました。別にガラコのせいではありません。
ガラコはシリコン系の撥水剤ですから、そのウォッシャー液にもシリコンが含まれています。これが塗装面で結晶化してウロコが付くわけです。相性が悪かっただけです。
ワックスを塗布したボディですと油分がありますからこれを弾きますが、コーティングをしている車両ですと弾き切れないで固着してしまうことがあります。
それ以来、普通に純正のウォッシャー液を使っています。
ウォッシャー液は薄い洗剤のようなものですので多少なりともゴムや塗装面に対する攻撃性を有しています。水ものですから安かろう悪かろうが激しいので安売りのものとか避けた結果、純正にしているというわけです。メルセデス純正のものは濃縮タイプですので補充用の持ち運びも簡単です(特に夏用)。出先でちょっとした洗剤代わりにも使えます。
なお、メルセデス純正にも夏用と冬用があります。夏用は細いスティック状のボトル、冬用はずっと大きなボトルです。
冬用はとてもアルコール臭がしますので、そのまま使うとちょっとゴムには悪そうです。「やむを得ず使う」といった感じです。
純正ですと塗装に対する攻撃性は低いのでしょうか?コーティングに対してはどうでしょうか?
「界面活性剤+アルコール」という組成ですからいくらカルナバとはいえワックスに対しては多少なりとも攻撃性を有していると思われます。
コーティングに対してはおそらくほぼ無害なのではないかと思っていますが、WEBを探ってもそんなことを気にしている人はいないようです。

一般には夏用の希釈濃度の調整だけで大丈夫だと思っています。こんなものでも800円です。
濃度に関してですが純正のウォッシャー液に記述してある濃度ではちょっと濃いかなと思っています。記載の半分でも良いぐらいかと思いますが、どうなのでしょうか。
ちなみに「水のみ」というのはNGです。タンク内にカビや苔が生えてきてしまいますのでなにかしら希釈しておいたほうが良いみたいです。

タンクの中も時々掃除してあげる必要があります。
上から水を抜いて中を雑巾で拭くだけですが、石鹸かすのようなゴミが溜まっていたりします。こんなことをサボってウォッシャー液のホースラインを詰まらせるのもつまらないですから。