そんなわけないだろという。
実は樹脂部分は単なる表層の蓋で、その下に本物のスチールの蓋があるんです。
その金属蓋のシールが悪くなってエアーが漏れてくるということなんですね。
樹脂と鉄でできているものが製造から12年を経過すればそりゃぁ勘合部(接合部)も悪くなるでしょう。古い車両ですのでこういうことは致し方ないと思うのですが、もし交換した場合、どれぐらいもつものなのでしょうか?ふたたび12年もってくれるのでしょうか?
アッパーマウントの樹脂の取り合い部分には亀裂拡大予防のためにウレタン接着剤をシール的に塗布しています。
今回、塗布した一部が空気圧で抜けてしまいました。一部分ですがペロッと浮いた感じになっていました。施工は7月中旬でしたので半年ぐらい経過したのではないかと思います。
この部分は車高を維持しているときは常時陽圧がかかっているはずです。今回、接着剤が剥がれたのはじわじわと剥がれたのか、それともある時点で瞬間的に剥がれたのか確認する必要があります。この漏れについてはずっと漏れ続けているものなのでしょうか?それとも何かのタイミングで一時的に圧がかかったのでしょうか?
これはふたたび接着剤を塗布してシールしたことにより、何日で剥がれるかを観察すればわかると思います。
剥がれた原因についての二通りの考え方ができます。
A:亀裂が入っていたように見えたのは表面だけで、実は問題なかった。それが今回内圧が抜けるようになってしまった。
B:亀裂は内部まで達しており、内圧が微量ながらも逃げてしまうものであったが接着力によりシールされていて、その接着力が内圧に耐えられなくなってしまった。
いまできることといえば亀裂を再び埋めるということ。今後もウレタン接着剤を用いるのがよいと考えます。
すでに塗布した部分についてもいったん除去して、もう少し接着幅を増やしてシールしなおしたほうがよさそうです。→10~12mm幅は欲しいところです。
プライマーとはいかなくても脱脂は必須です。細かいサンドペーパーで目荒らししてからシールするぐらいのことはしてもいいでしょう。
焼け石に水なのかもしれませんが、効果があることを祈ります。
さらにすぐれた接着力を持つ接着剤があればそれを使用してみたいのですが、剥がす時のことも考えておかなければなりませんので面倒です。
2015.07上旬 エアサスコンプレッサー交換時にストラットのアッパー部分からごく微量のエアー漏れを指摘されましたが、即修理とまでは至らない状態と診断を受けました。
2015.07上旬 予防処置のためアッパー部分の外周のうち、すでに細かい亀裂が入っている部分に接着剤を盛り付け。
2015.09下旬 ダストブーツ切れを指摘されましたのでジャッキアップして蛇腹部分をウレタンボンドで補修しました。すこし固くなってしまったので他の部分にストレスがかかるかもしれません。全体的にラバープロテクタントを塗布しました。
2015.11下旬 動作に問題はありません。警告表示ありません。左右ともに一部エアー漏れ痕は見られませんでした。
2015.11下旬 冬タイヤ交換時、左前輪のダストブーツカバーの下部がポンと外れましたが、ジャッキを下げたら元の位置に戻りました。接着はしませんでした。次回ジャッキアップ時にも外れるでしょうから、その時にボンドG17で留める予定です。また、これとは別に左前輪をジャッキアップした際にエアーが抜ける音が聞こえました。
樹脂と鉄でできているものが製造から12年を経過すればそりゃぁ勘合部(接合部)も悪くなるでしょう。古い車両ですのでこういうことは致し方ないと思うのですが、もし交換した場合、どれぐらいもつものなのでしょうか?ふたたび12年もってくれるのでしょうか?
アッパーマウントの樹脂の取り合い部分には亀裂拡大予防のためにウレタン接着剤をシール的に塗布しています。
今回、塗布した一部が空気圧で抜けてしまいました。一部分ですがペロッと浮いた感じになっていました。施工は7月中旬でしたので半年ぐらい経過したのではないかと思います。
この部分は車高を維持しているときは常時陽圧がかかっているはずです。今回、接着剤が剥がれたのはじわじわと剥がれたのか、それともある時点で瞬間的に剥がれたのか確認する必要があります。この漏れについてはずっと漏れ続けているものなのでしょうか?それとも何かのタイミングで一時的に圧がかかったのでしょうか?
これはふたたび接着剤を塗布してシールしたことにより、何日で剥がれるかを観察すればわかると思います。
剥がれた原因についての二通りの考え方ができます。
A:亀裂が入っていたように見えたのは表面だけで、実は問題なかった。それが今回内圧が抜けるようになってしまった。
B:亀裂は内部まで達しており、内圧が微量ながらも逃げてしまうものであったが接着力によりシールされていて、その接着力が内圧に耐えられなくなってしまった。
いまできることといえば亀裂を再び埋めるということ。今後もウレタン接着剤を用いるのがよいと考えます。
すでに塗布した部分についてもいったん除去して、もう少し接着幅を増やしてシールしなおしたほうがよさそうです。→10~12mm幅は欲しいところです。
プライマーとはいかなくても脱脂は必須です。細かいサンドペーパーで目荒らししてからシールするぐらいのことはしてもいいでしょう。
焼け石に水なのかもしれませんが、効果があることを祈ります。
さらにすぐれた接着力を持つ接着剤があればそれを使用してみたいのですが、剥がす時のことも考えておかなければなりませんので面倒です。
2015.07上旬 エアサスコンプレッサー交換時にストラットのアッパー部分からごく微量のエアー漏れを指摘されましたが、即修理とまでは至らない状態と診断を受けました。
2015.07上旬 予防処置のためアッパー部分の外周のうち、すでに細かい亀裂が入っている部分に接着剤を盛り付け。
2015.09下旬 ダストブーツ切れを指摘されましたのでジャッキアップして蛇腹部分をウレタンボンドで補修しました。すこし固くなってしまったので他の部分にストレスがかかるかもしれません。全体的にラバープロテクタントを塗布しました。
2015.11下旬 動作に問題はありません。警告表示ありません。左右ともに一部エアー漏れ痕は見られませんでした。
2015.11下旬 冬タイヤ交換時、左前輪のダストブーツカバーの下部がポンと外れましたが、ジャッキを下げたら元の位置に戻りました。接着はしませんでした。次回ジャッキアップ時にも外れるでしょうから、その時にボンドG17で留める予定です。また、これとは別に左前輪をジャッキアップした際にエアーが抜ける音が聞こえました。
2016.01.03 動作に問題はありません。警告表示ありません。左右ともに一部エアー漏れ痕を視認しました。指でほじってシール補修しました。
2016.01.05 01.03の補修部分は変化ありません、そのほかの部分にピンホールを見つけました。先日の見落としでしょうか。
2016.01.08 01.03の補修部分に変化はありません。先日見つけたピンホール部分を指でほじって撤去し、シールを打ちかえました。さらにほかの部分についてもピンホールができても見やすいように表面が滑らかになることを期待してシールを塗布しました。指でほじった感触ではやはり内部から圧力がかかっているような感じでした。施工したシールは多少なりとも役に立っているのではないかと想像します。
2016.01.09 空気圧で膨らんで浮いていました。間違いありません。
漏れているようには見えません。
樹脂を掘り出して傷がついた部分にシャーシーブラックが吹いてありますが、脱脂せず、マスキングせずだったようでなんとも言えないシロウトっぷりです。
ハサミの示す箇所が先日塗布したシールが硬化する前に漏れた形跡です。
硬化時間を30分とすれば、30分でこうなります。ブクブク出た部分のシール材がはみ出ています。これはいけません。
ヤナセに立ち寄りましたが、今の担当がわかりません。サービスフロントの係をコロコロ変えるのはやめてほしいっす。事情を説明しましたが、シーリングでチェックできることを話すと驚いてくれてうれしかったです(笑)
で、見積を取りました。
電話があり、片方4万円ちょいとのことでしたので即発注です。どうしたことかググると4万円は最安値です。ヤナセが安いのではなくてよそが高いということですね。
パーツの入る1月15日以後の入庫予定です。
2016.01.10 開錠前にフェンダーの高さを測りました。88cmでしたが昨夜は89cmでしたので1cm落ちています。これはエア漏れの結果でしょう。
車を使わない日があるとちょい危険ですね。
シールを打ちかえましたが盛りすぎました。上の写真でも盛りすぎだというのはわかりますね。
最初にシールした部分はうまくできたのですが、どんどん雑になってきています。
エアサスが不調ですとコインパーキングが鬼門です。
これは昨今のコインパーキングが車止め方式ということなんですけど、駐車中にエアーが抜けて擱座してしまうと車体がへの字に曲がることになります。
同様のことは自宅の駐車場でも言えます。あまり壁に寄せて駐車するとやはり擱座した時に車体を壁にぶつけることになります。
エアサス車は壁から離して駐車するのが良いわけですね。
先日のきたないシールは剥がして透明のものでシールしました。
やはり漏れています。
シールが泡状になって見えていますが、これは硬化する前に漏れていたものです。
シール材は空気中の湿度と反応して硬化しますのであまり盛りすぎると硬化に時間がかかります。さらっと薄く塗布するぐらいでちょうどいいのではないかと学習しました。
2016.01.14 シールは泡が入ったまま硬化しています。車高が下がるようなことはなくなりました。
ぶっちゃけ、この類の修理で全然OKなのではないかと思えるぐらいです。
次の画像は左側の現状です。
2016.01.14 ヤナセ祇園に入庫
右側のみ修理します
2016.01.15 修理完了です。4万円でした。
左側の修理も推奨されました。現状漏れているわけではありませんが、推奨されたということはなんらかの理由があるのだと思います。
ヤナセからの帰路、とても滑らかに走るようになったような気がします。気のせいですよね。
2016.01.16 サスペンションからのコトコト音が消えました。
あの音はスタビリンクロッドの不良ではなかったみたいです。
通勤ルートを試走しましたが音は出ません。
左右のアッパー部分が違っていますね。
そういえば、仕上げがきたないです。
2016.01.26 やはり左前もダメになっているようです。エアー漏れなどの症状は出ていませんが、足元から例のカタコト音がします。
こういうものをずるずる引っ張って事件起こすのは嫌ですので春になる前には修理に出そうと思います。
これとは別にリアでも異音がします。もしやこれもかと思いますが、リアにはリペアキットはありませんので明確に壊れるまで待ちましょう。
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