2016年7月21日木曜日

W220 S350 エアサス ダストカバー修復

こいつが

こんな状況から

こんなことになった

試行錯誤

こうだ☆

上下をつないでいる黄色や白のタイラップ部分にはコの字が使えなかった。

前回、シリコンやらエポキシやらで修復を試みた部分が汚くて上手にコの字が使えなかった。
クリアーの接着剤なのでビジュアル悪い。

修復しているあいだに上のサポートの2段上にある亀裂が伸びてしまった。
コの字で端を留めて、裂けた部分はTの字。
これで土台は概ね完成なので次回はシリコンコーキングで周辺を充填します。

この勝負、勝ち☆

2017.07.23
4本全てのダストカバーをチェックしたところ、以前に大きく修復した左前に新たな裂け目をいくつか発見しました。
脱脂のつもりでアセトンで拭いたら一気に裂けてしまいました。
これは禁忌なんですね。アルコールならいいのかな?

元は8ミリ程度だったのが一気に25ミリに延びてしまったのですぐにホチキスで仮止めしてウレタン系の接着剤を盛り、T字のIを切り取った保護カバーを接着し、表面乾燥後にさらに周囲をウレタン接着剤で充填しました。
過去の経験ではこれで問題ないはずです。

不思議なことに大きく裂けてしまう傾向にあるのは前側です。
エンジンの熱と大きく関係があるのだと思われます。

この分ではいつかはバラバラに崩壊してしまう日が訪れると思います。
その時にはそっくり覆うカバーを作って対応すればいいでしょう。

タイヤハウスの一面にタイヤ用の保護スプレーを塗布、修復の終わったダストカバーと足まわりのブッシュ類にラバープロテクタントを吹き付けて終了です。小さな亀裂も拾ったつもりです。

次回は9月中旬、車検になりますからその前に点検します。

2016年7月16日土曜日

W220 S350 エアサスのラバーブーツ(ダストカバー)が裂けたのをなんとかするの巻 その1

先日のタイヤ&オイル交換の時、フロント右側ストラットのダストブーツが裂けているのを発見したのでそれの修復を画策していました。

これはチャイナのコピー品。これがあるということはリビルトする人も多いということですね。
基本的にはばらさないと交換できない部品ですから。






一部分が残っているだけで切れてしまっています。
ところが、本日ジャッキアップしてみたところ、完全に分離してしまっています。

まったくもってトホホです。
これ、完全に離脱すると案外と開きます。思いのほか強い張力で引っ張られているんですね。
両手でようやく下まで持ってこれるという感じです。
糸で引っ張ったら案の定ゴムが切れました。点で引っ張ってはだめですよね。

ちなみに破断面の内部側にウレタン系接着剤を塗ってくっつけようとしましたがうまくつきません。
このゴム、クロロプレンではなくてニトリルゴムだと思います。
離型剤の影響か油分が残っているのか、内側は接着不能です。
まさかPPとかPEの類ではないでしょう。PPとかPEは難接着性です。

さて、本日はこれで諦めますが。明日リトライします。

問題(関門)はいかにして破断面をくっつけて保定するかです。
糸はダメでしたので、これはもうホッチキスしかないでしょうか。
ホチキスで留める。接着剤塗る。補強の布を巻き、接着剤で塗り込む。
1段減ってしまいますが、まぁ、これがいいかもしれません。
ホチキスが取れてしまったっとしても接着剤にくっついているはずですから何処かに飛ぶことはないはずです。
1時間硬化型の接着剤ですからうまく出来ると期待しています。
思い切ってここだけ5分硬化型のエポキシボンドを使ってみる?それも手かも。

でもって翌日、ホチキスでやってみました。
ホチキスの先端形状(特に受け側)が出すぎていてうまくできません。
ホチキスをばらして、さらにやってみましたが難しいです。
なんとかいびつですが一箇所だけ留まりましたが全体としてはまったくダメです。
次回はこの接着された部分も外さないと形がおかしくなってしまいます。

そもそも保定してからでないとホッチキスも打つことがままなりません。

夕方、ホームセンターでT字型のゴムを見つけました。
これを横使いして輪を作り、ジャバラの>部分に引っかけて接着剤で硬化させたうえで両方から引っ張る。上下の補助パーツは紐によって引っ張り合わせればいいと思います。
そして接着する。
うん、大がかりですがこれでいけそうかも。
早速買ってきて予習しましたが、部材が変形していて修復に数日かかりそうです。

翌日、気を取り直してもう一度考えました。
昨日買ってきたT字はちょっと大きいです。大げさかもしれません。
重いものをぶら下げると振動で他の場所に破断が発生するかもしれません。
また、T字のパーツ上下が硬化するまではなにもできませんから作業を複数日に分ける必要があります。

んー。

なにも治具は接着しなくても良い
ジャバラの谷に確実に引っかかれば保定することができます。
上下から引っ張る方法、最初は針金で引っ張ったりしてみましたが歪みました。

簡素ですがタイラップでもいいのではないでしょうか?
それを上下で編み込んで締める。

タイラップの最大部分(頭)が蛇腹のVの中に納まってくれればいいです。
手持ちのものは最大5mmでした。探せばもっと細いのがありそうです。
さらにいうなれば、タイラップでなくても紐でもいいってこと?
紐は結ぶのが難儀だから無理ですね
保定する目的部分は接着する必要はありませんので有利です。
紐を通す部分を悩みましたが、厚手の樹脂でできたストローが具合よいのではないかと思います。
たとえばマックシェイク??

ストローの輪切りを通しながらいくつかのタイラップを連結して術野の外側に設置します。
または紐をジャバラの溝に巻き、結び目には接着剤を塗っておきます。

このとき、上下のストロー輪切りにナイロン紐を通しておきます。靴紐の要領です。
術野外側(上下)に取り付けたら紐を締めていけば上下はくっついてきます。


接合部分はどうしましょうか?

アングル材はどうでしょうか?
アングルですと上向き、下向きで勘合部ができますから上下それぞれがブーツに接着できればアングル同士を一気に接着することができます。
下側に"L"字にアングルを接着します。硬化したら上側に"Γ"字に接着します。
このアングルが硬化したら"L"と"Γ"の間で重なる"l"部分を上下接着すればいいわけです。
"L"の接着硬化に1時間、"Γ"の接着硬化に1時間、そして上下の接着硬化に1時間。3時間あればなんとかなりそうです。

コの字はどうでしょう?
前週のうち数か所だけ糸かホチキスで固定して、短く切ったコの字で破断部分を挟んでいく。
接着は1回で済みそうです。

どうやらT字は使えなさそうですね。

すべての接着面が硬化したら紐を取り付けた補助材を外します。

次回の作業のために使い捨ての手袋を用意したほうがいいです。




接着剤をもう一度考えておきます。

これは今使っているもの。

ですが、こちらのほうがPPとかPEにも使えるのでよろしいらしいです。


もし、本当にシリコンゴムだった場合。
これはゴムの会社でも推奨されているもの。セメダイン社製ですね


ところで、ストラット下のすっぽ抜けた部分(ベアリングと呼ぶそうです)、いまはくっついていますがどうやら放置していても良いようです。と、いうか、対処方法は手でおろせ。でした。

ストラットの下側にある蓋ですから車重により押さえられるもののようです。
分解図を見てもこの部分は固定するものではないように見えます。
ストラットの上部分(ヘッド部分)の樹脂に亀裂がある状態でリフトアップするとチャンバー内に陰圧がかかります。そこで真空になったままでしたらこの下側にあるベアリングは抜けることはありませんが、どこかからエア漏れしていますと陰圧がなくなって大気圧となりますからアスクルの重さに負けて落ちてきます。
なるほど、では、落ちてくるときにはチャンバーの空気漏れがあるということになります。
ちょっとした診断方法として使えるわけですね。



このストラットですが、ヤナセではビルシュタイン製も交換の選択肢に入っています。
他の工場なら確実です。
アッパーマウントの修理35000円かけましたが、新しいビルシュタイン製のパーツを90000円で買ってどこかで20000円で交換作業してもらえたなら合計で110000円。これでダストカバーも新品ですのでそちらが良かったのではないかとちょっと後悔したりします。
もっとも、ダストカバーなくてもきちんと動きますが。

2016年7月13日水曜日

W220 S350 エンジン不調 症状のみ継続記録

2016.07.13
帰宅時、信号で停まったらアイドリング不調になりました。
一回だけですがヒヤヒヤしますね。
原因不明です。
燃調と思いますが…。

2016.07.19
症状は治まりません。
もしかしたらSモードの時に起きているような気もします。
ATのクラッチのトラブルだったら困りますが、震え始めた時にシフトをNにチェンジしても消えませんのでAT関係ではなさそうです。
O2センサーなんでしょうね。

2016.08.08
症状は変わりません
O2センサーに問題はありませんでした。
なんかホースの緩みと関係あるかもしれません。

2016.10.17
シフトモードとは関係ないようです。
イグニッションコードと点火プラグを交換したら少し減りました。
が、全くなくなったわけではありません。
イグニッションコイルを交換しなければならないのでしょうか?
また、これは冷間時とか関係ないようです。
エンストになるわけでもありませんから様子を見ます。

2017.06.19
先日ATオイルを交換してみました。
普通の変速ショックは緩和されましたが、この症状が完全に消えたのかはまだわかりません。



2016年7月10日日曜日

W220 S350 2016年オイル交換2回目

昔というか30年ほど前はあまりクルマに詳しくなかったのでガソリンスタンドや整備工場で適当なオイル交換をしてきました。
それでも不都合ありませんでしたから。いや、不都合はあったのかもしれませんが、気にしていなかっただけです。
BMWはオイル交換するほど乗りませんでしたがVWAudiはヤナセで推奨品を入れていたと思います。
Mobil1のこともあればMobilSuperのこともありました。
ちなみにセリカはトヨタでオイル交換していました。これも管理はいい加減で1年毎でした。
自分でオイルを選択するようになったのはW202からのことです。オートバックスで交換するようになって銘柄を指定し始めたのです。
W202以後、自分で交換するときにはずっとMobil1と決めていました。
広島に越してきてW211Mobil11回だけ使いましたが、W220に替えてからはさらにお財布がきつくなったのでMobilSuper3000x2を使っています。
ジェームスで交換工賃含み7000円です。
もちろん他にもオイルの選択肢はありますが、最近、車検時などにヤナセで「ついでに」交換するとMobilSuper3000x2だったので問題なさそうと思います。
このオイルはMB承認229.3取れていますが、やっぱり部分合成油だから化学合成油のほうがパフォーマンスがいいのでしょうか。


粘度を比較してみます
40℃粘度 Super3000x2(5W-40) = 83 <3> Mobil1 5W-40 = 80 <5> Mobil1 0W-40 = 75
100℃粘度 Super3000x2(5W-40) = 14 <0.3> Mobil1 5W-40 = 13.7 <0.2> Mobil1 0W-40 = 13.5
こう並べてみるとMobil1 5W-40がバランスとれているように見えます。

お値段を比較してみます
定価ベース Super3000x2(5W-40) = 7000 <9000> Mobil1 5W-40 = 16000 <2000> Mobil1 0W-40 = 18000
最安値フィルター別 Super3000x2(5W-40) = 7000 <1816> Mobil1 5W-40 = 8816 <2313> Mobil1 0W-40 = 11134
Super3000x2の通販がなくなってしまったようですので金額はジェームスのものです。
うわ、微妙です。
Mobil1ですと別途オイル処理剤が600円ほど必要になります。

W220のオイル交換記録
購入時  38000km
2015/08 47000(フィルター共)
2016/03 55000
ジェームスでの次回は推奨60000kmでしたので、いま(2016.07.05)まさにその時期なのですが、7500kmルールにしていますので交換は62500kmまでおあずけです。
そしてそれは7月末頃になると思われます。
Mobil1に替えて以後は10000kmにしますから次回交換時期は72500kmとなります。間違いなく来年です。

さあて、どれにしましょうか。

先日、久しぶりにエンジンを覗いてみたら、タペットカバーにオイルのシミがありました。
滴り落ちるという状態ではありませんが、うっすらと染み出ている程度です。
手前のほうしかチェックしませんでしたが、以前染み出ていた部分と同じと思われます。
拭き取るほどでもないのですがウエスで簡単に吸い取っておきましたが今後どうなるでしょうか。
オイルが柔らかいということはないと思いますのでガスケットが良くないのだと思います。
シリンダーブロックの精度は問題ないと思いますからタペットカバーが歪んでいて、ガスケットを介しても均一に密着していないのかもしれません。
いずれにせよ現時点では問題にするほどのこともないと思いますし、車検にも影響ないはずです。

これにより今よりも粘度の低い0W-40は避けたほうがいいかなと思います。
したがって5W-40Super300x2またはMobil1という選択肢になりました。
ガスケットを交換したら0W-40を使うこともできると思います。
ただしクランクケースのガスケットからも漏れることがありますからそちらも要注意です。

さて、今回はフィルターも交換です。
ジェームス=7000+フィルター1200=8200、対するMobil1(5W-40)は=8816+処理剤600=9416
この差は1200円なんですね。
オイル交換遊びとしては1200円で楽しめるということなのでしょうけど。


なんて言っておきながら

2016.07.10
今回はまたジェームスで実施しました。MobilSuper3000x2 5W-40です。
自分でMobil1を買ってやろうかと思っていましたが、タイヤ交換と同時にやることにしました。
ほぼ予算の都合です(笑)
フィルター込みで8000円

ジェームスでのオイル交換は下抜きです。
フィルターも交換。ボッシュ品です。

これはアンダーカバー
オイル漏れはないみたいです。
洗ってはもらえないんですね〜。

W220 S350 エアサスブーツ切れ また発見

2016.07.10
選挙行きましたよ。

先日買った中古のコンチ、もったいぶってないでさっさと交換することにしました。
ブレーキ更新したので同時にやっとけばスッキリするかなと思いましてね。
今月、この工賃までは予定していなかったのですが…。

組換工賃はなんと12000円でした。
あれれ?
前回のは記憶違いのようです。
改めて装着した中古CPC2の溝は6ミリプラスアルファでした。

もちろんエアサスブーツのチェックもします。

左前
ちょっと増えてます。
ですが、以前補修したところ(きたない補修)はくっついてますね☆

右前
あんぎゃー!

こんなに開いています。
裏側はかろうじて繋がっています。
この部分、上に引っ張ったら下がカポッと外れちゃうかな?
糸は先に上から通そう。
全周取れちゃったら一段だけ重ねてみよう…。

次。これは右リアだったかな?
これぐらいは大丈夫です。もはやこんなのはちょいちょいと治せます。

右前の分離してしまった部分は2箇所ほど仮に糸で引っ張って保定し、シリコンコーキングで貼りましょう。テープ類はダメですからね。

3年ぐらい持ってくれればいいのですが…。

― 次回へ続く ―

W220 S350 ブレーキ更新終わりました

前後のディスク&パッドの交換が終わりました。
以前W211だったかな?ディスクを交換した時には防錆のグレーのままでしたが今回はグレーではありませんでした。
どうもこれは仕様のようです。





ヤナセの構内で何度かブレーキを踏んでから帰路につきましたが、最初のうちは全然止まらなくてビビリます。
分解整備なので記録簿も受け取ったのですが、担当者は以前私の担当だったフロントマンでした。ちゃんとやってくれたんだろうなー。

ひととおり足まわりをチェックしてくれたはずです。ブッシュ類は全て問題ないので車検時も問題なさそうとのことです。

翌日2016.07.08
昼に出かけようとエンジンをかけるとエンジンチェックランプが消えません
おやおや
O2センサー?

意気消沈のまま目的地へと向かい、用事を済ませてみれば消えてました。
あれれ?

エアマスセンサーを交換してからリセットかけていませんからO2センサーの劣化具合とのバランスが狂ったのかもしれません。
走行しているうちに学習して同調したのかな?

いずれにせよ次回表示出たらそのままヤナセに行ってみます。

1日走って、再びディスクを見たら、もう穴にパッドの削りカスが付着していました。

2016年7月2日土曜日

W220 S350ブレーキパッドとディスクの交換(1)

61500km
もうそろそろかなとは思ってたけど
どーん
どどーん

さらに
ちゅどーん!

前回のブレーキパッド交換履歴は2010年3月
フロントがパッド+ディスク、リアはパッドのみ。
このあとの交換記録はありませんが38000km時点で半分以下ぐらいまで減っていたところから推察するに、交換されていないと思います。
今回61000kmでリアが限界に到達しました。

念のためヤナセに見せて確定です。

2016年はもつと思っていたんですけど。無念なり。
せいぜい車検時に「減ってますよ」と指摘されるぐらいかと思っていただけにショックです。
実際の交換作業は6日後になりました。これは代車の都合。ちなみに警告出てからでも1000kmぐらいは平気だそうです。
そりゃそうだよね。警告表示、即危険だったらセンサーの意味ないものね。

昔の考え方であれば今回はフロントがパッドのみ、リアはセット交換になるはずなのですが、フロントディスクの減りが激しいです。
これはSLでもそうだったのですが、ドリルドディスクですと減りが早いのでしょうか?

銘柄ですが、純正、BOSCHどうしようか考えていましたが、とりあえず純正を最初(慣らし)から試してみることにしました。
ヤナセ芝浦でW211の交換をした時は純正パッドでしたがW202をヤナセ碑文谷で交換した時はBOSCH品でした。碑文谷ではリクエストしたのかな?
どれぐらい価格差があるのかわかりませんが、BOSCHも馬鹿じゃないと思いますので純正よりも品質の劣るものを販売しているとは思いません。
ただし、耐摩耗性とかに重心を移すと停止機能に影響が出ます。
今回はヤナセで純正、次回はBOSCH品を選択することにします。

パーツを外部から買ったらいくら安くできるでしょうか? タラレバですが試算です。
差額はFパッド4234、Rパッド3068、Fディスク10152、Rディスク6912、合計24366でした。

ちなみにヤナセは値引きありません。地方ってこうなのでしょうか?

なんとか代車は確保できたのでヨシとします。
東京だと代車なんて出ません。地方は代車が普通なのかなぁ?

そういうわけでブレーキ前後、セットで交換が決定しました。
前回交換は若干早めに交換したはずです。おそらく20000km前後でしょう。
だとすればその後40000km使えたことになります。今度も40000km使えるかもしれません。