2016年3月13日日曜日

W220 ヘッドライト研磨剤とコーティング

2016/03
ポリカーボネートのカバーが劣化して無数の細かいひびがあります。まるで萩焼の紋様のようです。
昼間しか車を眺めていないので気が付きませんでしたが、これは気になります。
しかしかろうじて透明度はきちんと保っていますので機能としてはなんら問題ないのですが、夜は気になります。
黄色くなっていないだけマシなのかもしれませんが、わかっている人でしたらパッと見ただけで「あぁこれは」と思うでしょう。そういうのはいやです。

今回、事前にヘッドライトのリペアについて調べました。
ヤナセでもやっているのは知っていましたが店頭に施工価格表がないので高額だと思っていました。
ボディコーティングやウインドウ撥水加工は価格表示があるのですが、不思議です。
一般の施工業者のWEBサイトを見る限り、結構なお値段です。輸入車は別料金などと謳っているところも多いです。おそらく20000円から30000円ほどするでしょう。
念のためヤナセで検索してみると16000円との記載があります。これは検討に値しますね。
もっとも劣化の程度によっては金額が跳ね上がるのかもしれませんが、薬剤や道具を買い始める前に相談してみる価値はありそうです。
(ちょっとしたケミカルを買うだけでも2000円ぐらいはすぐにかかってしまいます)

表面加工が劣化しているのか、ポリカーボネート自体にひびが入っているのかわかりません。

ちょっと研磨してみました。
W211のために購入した残りのソフト99のヘッドライト保護キットの研磨剤が残っていましたので使ってみましたが、表面の黄ばみが取れるだけでひびまでは届きません。
と、いうことはひびはポリカーボネートにあるということです。
これに対抗するにはこの研磨剤ではやわすぎです。
そこでセリウムではないほうのウインドウガラス研磨剤を使ってみたら案外とよさそうでした。疲れますが。

テストはそこまでにして、今回はCCIのヘッドライトコーティングキットを購入しました。今度は2液型です。ペーパーも付属しています。12か月間持つと謳っています。
これは他社の製品と違ってガッツリ感のあるセットです。マニアック過ぎてジェームズに並べてもあまり需要はないと思います。
ジェームズのターゲットユーザーがヘッドライトにペーパーあてる度胸があるとは思えません。
前述のとおりヤナセに出すという選択肢もあるとは思うのですが、暇なので仕方ありません。

施工後一週間は洗車しないでくださいと書いてあるのでまずは洗車だけ済ませました。これで来週は洗車しなくてもいいでしょう。
取説を読むと、案外と勝負は早いようです。施工から30分で硬化と記載されています。
手磨きになりますからちょっと大変ですが、今回限りと考えて実施してみようと思います。
これでうまくいかなかったらヤナセに出しましょう。(途中の状態だと断られるおそれもありますが)

交換するとなったらどうなるのでしょうか?
http://www.mercedes-teilekatalog.info/view_SubGroupAction.php?lang=J&mode=BM&class=1&aggtyp=FG&catalog=66T&model=220067&spmno=0&group=82&subgrp=180
EPCを見る限り、カバーだけの単体供給はないようです。
新しい部品との交換というのは考えたくありません。

こちらが今回使用したCCIの製品
研磨が甘いようにも思えます。
もっと削ってもよかったかな?
しかし添付の耐水ペーパーは2000番と6000番ですのであまり削ることができませんでした。
結果、細かいヒビはそのまま残りました。
結局はコーティングを修復しただけということになってしまいました。概ね透明にはなりましたからダメとは言いませんがヘッドライト交換が必要になる日がいつかやってくるということですね。
その前に来年はガッツリ研磨してみます。

いまさら気が付いたのですが、QIUXXスクラッチリムーバーで処理できたのかもしれません。
また、同社からヘッドライト用の製品も発売されていました。調べておけばよかったです。




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