2015年9月26日土曜日

エアサス ストラットカバー

フロントストラットのダストカバー補修について


12カ月点検で左フロントストラットダストブーツ(ダストカバー)の劣化を指摘されました。

電話で聞いただけですので、すでに切れているのか、切れるかもしれないというのかわかりません。

ヤナセ的にはジャッキアップしたら切れてしまうかもしれないということなのかもしれません。

ジャッキアップ(リフトアップ)しないとタイヤ交換やブレーキ消耗品の交換ができません。

まずは状況を目視確認して、必要であれば対策を講じようかと思います。

 

パーツを検索です。

まず、結論から言えばダストカバーは単体では国内では部品供給されていません。

ストラットを組み上げる時点でダストカバーも一緒に取り付けられていて、あとからダストカバーを取り付けることができない構造になっています。

もちろんストラットを外して、さらに分解すればダストカバーの内径を通すことが可能ですが、それではストラットのオーバーホールと同じ作業になります。

 

補修という手段を選択した場合でも切れている場合とまだ切れていない場合を想定します。

A)すでに切れている部分があれば、凹部亀裂発生部分にボンドなどでコーキングをする。

B)切れていない場合、凹部分に補強のために谷折りで保護テープを貼る。

C)凸凹部分双方に保護テープを張り付けて補強する。

 

テープを貼る際にはきちんと脱脂しないと後日テープがはがれてきて大変なことに陥る恐れがあるので注意が必要です。

テープを用いる際には信頼のできる素材のものを選択する必要があります。

耐熱性、耐候性のあるテープが必須です。

 

コーキングやボンドを用いる際には硬化速度が速いこと、硬化しても柔軟性を保てることが必要です。

 

作業するときにはジャッキアップしてからウマが必要になるでしょう。

 

万一、ダストカバーが国内で部品供給されていたら。。。

1.縦に切る

2.押さえ縁を作る(とばしとばしで?)

3.取り付ける。ボンドで貼る。

4.切れ目をボンドで縦に詰める

5.その上から縦にテープを貼る

6.上下の金具を締める


9/26

おそるおそるジャッキアップしてみました。

左フロント、確かに切れています。

全周に渡って切れてちぎれているわけではなくて1/4程度が切れています。それも4段ほど連続で。

部分的にテープを貼ろうとしましたが接着できません。広がりの力のほうが強いからです。また、うまく脱脂できなかったのも原因でしょう。

仕方なくグルグル巻にしましたが、あまりうまくできたとは思えません。

テープが剥がれてブレーキやホイールに絡みついても困ります。


明日もう一度トライします。

それに先立ち治具を作りました。

広がってしまっている谷部分を両側から引っ張る爪です。

鉗子のようなものを作ろうかとしましたが試行錯誤の結果、針金で爪を作りました。

次回はこれで離れてしまった部分を引っ張り合わせながら周囲を接着し、硬化してから爪を抜く方法でトライします。


幸いにも上のほうだけですのでボンドで形成してみました。
これで持つかどうか後日チェックしてみます。




2015年9月17日木曜日

給油口キャップ

燃料給油口のキャップにゴム製のヒモがついています。

落とさないように、なのか、閉め忘れを防ぐためなのか、はわかりません。メルセデスの考えることですからたぶん後者と推測します。

すなわちキャップを閉めないとそれが邪魔で給油口のリッドが閉まりませんので、それで注意喚起ができるということでしょう。

今回はそのヒモがボディ側で切れたのでどうにかすればつなぐことができると思いますが、その方法を素材を検討しました。

ゴムのチューブをジョイントし、それを留め具でボディにつなぐという方法です。口径が合うものが見つかるかな?

ただ、この給油口キャップにはラバー部品が使われていますので実は消耗品扱いということに気が付きました。

よくよく観察すれば耐油ゴムのパッキンが劣化して固くなっています。新車からずっと交換していないでしょうからそろそろ交換時期を迎えてもいいころと思います。

2015年9月の12カ月点検でほかに交換するような部品がなかったので記念に?これを交換することにしました。

燃料を入れるたびにうれしくなるに違いありません。


で、点検から戻ってきたら…。

なんと、交換品には赤いシールは貼ってありませんでした…。

2015年9月6日日曜日

12カ月点検 2015年

W220後期が我が家に来て最初の法定点検が9月27日です。
エアサスのコンプレッサー交換時にDASショートテスト実施済みですので電装関係や補機類の問題はないと思っていますが、ロアアームとかブッシュ類など足廻りに関することについてはなにもチェックしていないので不安です。ただし、現時点では時折アイドリング不安定になる以外は振動や異音などは感じられません。
アイドリング不安定の原因がエアマスなのかなにかのセンサーなのか、気になります。
そして9月5日に発生したブレーキスイッチ故障と思われる事象、これが12カ月点検に引っかかるかどうかも要注意ですね。
オイル交換も済ませてあるのでできれば今回は基本料金だけでしのぎたいと考えています。

9/13
ヤナセ祇園に点検に出しました。
広島は代車が出るんですね。
代車はW203、C180コンプレッサーです。
以前W211購入時にW203のC230と比較していたのですがC180は4発なので単純比較できませんがあの時にW203を選んでいたらどうなっていたのかとちょっと考えてしまいました。
4発なのでエンジンの立ち上がりはいいのですがその分アクセルに反応し過ぎて少し煩わしいふしもあります。

今思えば、W203とはメルセデスをより一般消費者に近づけるようなデザインやセッティングになっていたのですね、気がつきませんでした。

さてW220は
エンジンオイル交換済み
ブレーキスイッチ交換済み
という状況で点検に出ました。
センサーの一個ぐらいは指摘されても仕方ないかと思いますが、足回りは大丈夫だと期待しています。
見積もりを待ちましょう…。

9/15
見積もり出ました。
基本料金のみ。
なにもすることがないとのこと。
左前のストラットのブーツが切れそうなのでいずれ交換との指摘ありました。これは別途詳細に調べることにします。
カバーブーツの蛇腹が切れる即エア漏れっていうのはなんだか納得できません。
カバーで保護している部分にゴム製のベローズがあって、これが砂を噛んだり劣化したりしないようにするためのカバーなんだと思いますが、どうなのでしょうか?調べます。
ブーツということはラバーカバーですね。この手の補修は知恵を使えばなんとかなるかもしれません。
まぁいずれにしてもイイコですね。
ついででしたので燃料給油口キャップをお願いしておきました。これは通販では取り扱いありませんでしたので。

9/18
夜の7:30頃にサービスから電話がかかってきましたが気がつきませんでした。
なにか追加でトラブルということでなければいいのですが…。

W220 S350 BAS/ESP/Pre-Safeコショウ

2015.09.05
スーパーの帰り道、坂をブレーキ踏みながら下っていたら突如警告メッセージに気がつきました。

ESPコショウ
BASコショウ
プレセーフテイシ シテイノコウジョウデテンケン!
このメッセージが順に表示されました。

確認のため自宅近くのホームセンターの駐車場に飛び込み、エンジン再起動のためキーをOFFにしたらコショウが3 と出ていました。

ESPエラーは本来は横滑りセンサーの不良などで表示されるものなのですが、BASと同時のエラーですとブレーキ系が確定です。
ERP単独のエラーはこの正月にW211でお目にかかってイヤな思い出があるのですが…。

エンジン掛け直したら消えました。

調べてみるとブレーキスイッチまたはステアリングアングルセンサーの故障っぽいです。

W202のときにBASエラーとASRエラーが出たことがあり、それはブレーキスイッチの故障でした。
そのときに当時の主治医であったヤナセ芝浦で受けたアドバイスは…。
「パーツ在庫あるからすぐできますよ。自分で…。」
でした(笑)

今度ブレーキ時にこのエラーが出たらブレーキスイッチ、そうでなければステアリングアングルセンサーか他のセンサーでしょう。
とりあえずブレーキスイッチをSOLに発注しました。
47968km

2015.09.06
今日はなにもエラー出ませんでした。

よくよく調べてみるとこのブレーキスイッチ以外にもブレーキシリンダーのBASスイッチに故障が起きることがあるそうです。
こちらはパーツが7万ぐらいですので合計では10万ぐらいかかりそうですね。
ちなみに中古部品ですと部品代は2万円ぐらいのようです。

2015/09/10
パーツが届きました。

2015/09/13
折しも今日の夕方から12カ月点検で入庫ですのでそのまえにやっつけることにします。

ブレーキペダルの遊び分調整のために手でペダルを押しながら部品を挿入して回しますが、押し加減が今ひとつピンと来ません。
ですので12カ月点検のまえにやっておけばついでに調整してもらえるかもしれないという淡い期待☆
とりあえず取り付けました。
交換した古いパーツは完全に壊れているという状態ではないのでトランクの工具入れに保管することにしました。
VEMOのパーツに初期不良あったら速攻で元に戻せます(笑)